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______「はぁ、はぁ……どうでしたかっ!」
龍二は慣れないダンスで少し息が上がっている様子だ。
「えっと、評価とかはまだ言えない……でも、ありがとう、お疲れ様」
「ねぇ、きみの名前は?あ、俺は鳴瀬遥」
「え、自分?七尾穂高、やで」
近くにいたとはいえ、急に話しかけられて穂高は少しびっくりした。
「うんうん、穂高くん、ね。話し方的に関西の方出身かな?」
「あぁ、せやで。大阪出身」
良輔が3人に話しかけようとした時、ドタドタと複数の足音が鳴る。
「やった〜!いっちば〜ん!!」
「く、くやし〜!!最初俺がリードしてたのに……」
「あはは、2人とも早いな〜」
まだ高校生であろう3人組が少し息を切らしながら現れた。
「あ、はい。今日からオーディションの方でお世話になります、江口良輔です」
「四月一日白音です」
「えっ!まだ集合1時間前ですよ!?」
「こんな早い時間から……素晴らしいですね!」
スタッフたちに褒められて満更でもない様子の良輔と、何か言いたげな表情を浮かべる白音。