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2つに分かれた髪を揺らめかせながらグローリア・ペルフェクトゥスは地面に降り立つ。その際、スカートの裾を摘む上品な様はまるでお嬢様のようだった。
「すまないが余も詳しくは知らないのだ!」
今日は盈月がすぐにテレビを消してしまったが、何度もフラッシュニュースに取り上げられる事件の内容を知らない魔法少女もいたようだった。
『アラアラアラ!しょウガないわ!説明しテアゲようじゃナイの!』
「遅刻でしたか。それはすみません」
「ごめんな、急いだつもりだったんだがなぁ」
誤魔化せてるかどうかは分からないが二人は合わせて少しとぼけてみせる。