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柳田國男『遠野物語』再読中。これ読むと、となりのトトロの都市伝説がまことしやかに囁かれるのもわかる。田舎は闇堕ちしたトトロでいっぱいだ。座敷童が出て行った家でキノコの食中毒が発生し7歳の女子を除いて全員死亡、財産は周囲の連中が口実を作って持ち出した、という話は特にヤバい。
読書中。事故で宇宙船の加速が止まらなくなり、ウラシマ効果で乗組員たちは歳を取らないまま、宇宙全体はどんどん時間が過ぎて行く、という壮大なSF。設定は凄まじいんだけど、宇宙船の50人の乗組員は「あいのり」「テラスハウス」状態でパートナー取っ替え引っ替えしていたりして…なんじゃこりゃ
ミステリにガッツリ向かい合うのが続いたんでSFモードにチェンジ。薬物まみれの少年少女を描いたパンキッシュな内容でいかにも90年第初頭、といった感じ。ゴシックでインダストリアルでドラッギー。好きな世界観だね。
読書中。うーむ、途中まで読んだ感じではあまり面白くないが、ラストでびっくりするのかな。時系列バラバラミステリという時点で何か怪しい臭いがプンプンするぞ。
時系列バラバラというとフアン・ルルフォの『ペドロ・パラモ』とかバルガス=リョサの『緑の家』とか思い出すなあ。
ジョイス・ポーター面白いなあ。地震で孤立した村の地滑り現場で何故か絞殺死体が見つかる話。例によって主人公が被災地を引っ掻き回す最悪っぷり。本当に事件は解決するのか、これ。
読書スランプ中、『薬屋のひとりごと』って漫画にハマってたんだよね。ミステリ要素の強い作品で、後宮を舞台に薬&毒マニアの少女が探偵役。毒を自分の体で人体実験してしまう主人公が可愛くて頭おかしくて最高。おかげで歴史ミステリへの興味が強くなりました。