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ラスト、煉獄さん。「義賢最期」の木曽義賢。
私的に、柱の扮装はこれがMVPだと思います。
わかりますかね。
煉獄さんと義賢、顔の血を流してる場所が、同じなんです。
時透無一郎は「御存 鈴ヶ森」の白井権八に扮しています。ここで重要なのは、鈴ヶ森のあらすじには必ず、白井権八は「前髪の美少年」と紹介されているところ。そして剣の遣い手であるところ。強いんすよ白井権八。
前髪の美少年を強調するべく、俳優祭の時の金太郎くん(現染五郎)を持ってきてみました
悲鳴嶼さんは勧進帳の弁慶。
悲鳴嶼さんは原作でお坊様という設定になってたかな。お寺で育ち常に数珠を携帯しているのと、弁慶が山伏という修験者に化けて数珠を携帯している姿に共通点が。
勧進帳は少し難しいけど、一度は見ておきたい名作中の名作。
義勇さんの源頼光は、金冠をつけた公家の衣装かな。四天王の上司にあたる人物で討伐隊のリーダー。この衣装は上品で格式も高いし義勇さんにぴったり。
歌舞伎の方の写真は2008年博多座の「蜘蛛絲梓弦」から。勘太郎時代の勘九郎。若い。
卜部季武と碓井貞光はそれぞれ四天王のうちのひとりという以外に特筆することがないのだけど、善逸と伊之助の特性を活かした見得が決まってるので、このふたりのキャラクターのままで歌舞伎の立ち回りやってくれたらさぞかし面白いだろうなあと思います。
それぞれのキャラクターと歌舞伎の元ネタとの比較をしてみます。まず、炭治郎と坂田金時。坂田金時は、童謡にも出てくる金太郎の成長した姿。この衣装は、荒事というジャンルに出てくる、強くて勇猛果敢なヒーローのもの。頭には力強さを表す力紙をつけ、特別な能力を持った存在を現す仁王襷をかけて