Skipさんのイラストまとめ

わたしはマララ
言わずもがな教育の大切さよ。少女マララの求心力に驚かされる。ストレートに訴えかけてくるドキュメンタリーでした。アニメ・イメージとテロ・破壊。アイコンのマララと実際のマララの違いどころかますます彼女は大きく見えた。

ぎこちなくてどこか滑稽でスローなシュールなやりとりに笑みを浮かべつつ。表情や仕草に苦悩などを読み取れば空想をする。自由で即興。ナチュラルな映画を突如乱すポップなフィクション。ドキュメンタリーの境界線を揺らしつつ。遊び心とありがとう。

フライングジョーズ
原題は沼ザメ。フライングでもないしジョーズでもない。つまり題名から突っ込めるのだ。もはや一周して素晴らしいセンスじゃないか。もちろん本編も突っ込める。美女の写真とったらサメ写っとるとか最高。チープジョーズでした。

マチェーテ・キルズ
もうこれは卑怯でしょ。おっぱいマシンガン、レディガガ、腸が飛び出るレーザー銃。そんなの笑うに決まってるよ。ふざけたノリとインパクトだけのバトルムービー。テンポ悪くないし。しかもグラインドハウスという免罪符つき。

ファンタスティック4
雨にも負けず。酷評にも負けず。批評家にもファンのブーイングにも負けず。丈夫なメンタルを持ち。ギャグはなく。決してアクションせず。いつもニヤニヤ笑っていたよ。これはこれはでいいじゃん。そんな映画に、私はなりたい。

ぼくらの家路
もう少し感情や表情を拾ってもいいのではと思ってしまう。出来事も人物も登場しては消えていき広がらないのがもどかしい。主人公だけを追うドキュメンタリー風なのだが奮闘記、成長記としても浅く感じた。雰囲気が伝わってくるだけに。

トリコロール赤の愛
幻想的で美しい。物理的な法則をすっと抜け出した交差。なんとなくそこにあるという感覚。遊ぶように赤色に彩られた世界に身を任せそっと漂う。運命や神秘は静かに人を包みこんでいた。そして物語を紡ぐ。私たちの認識を超えて。

ベルヴィルでスイングしてランデブー

永遠の僕たち
死と青春の組み合わせを穏やかに繊細に描いた作品。質感的にも話し的にも謎の日本兵の存在がアクセントでなんだかとってもどんよりとした空気感。ビー玉みたい。初々しい男女がとても素敵で、直接的には描かれない重みが伝わってきた。

モンテーニュ通りのカフェ
オシャレで可愛らしくてでもあっさりとしたそよ風のような群像劇。パリの芸術にパリのカフェ。そして赤いギャルソン。世の中相場が決まってます笑。特に交差はしない多様な芸術と人生。接吻。トテモキレーイ、トテモバカ。