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3.鍋島葉桂
女 17歳
こちらも特殊設計探索者。やっぱりちょっとゴリラ。
実は猫卓では少ない女探索者の1人。語尾が猫っぽいのと猫を連れている。
出目は平均的。そもそも安藤ほど荒れる方が珍しい。
2.安藤唯翔
男 29歳
平均的なステータス持ちの警察官PC。見た目はそうは見えない。経験卓一回で生存してる枠。
性格的にはちゃらっぽい割に根は真面目でロールプレイしてたものの、出目が安定しなかった記憶。
ちなみに振り直した初期SANが40だったのにSANチェックをよく引いていた。
柔らかな眼差しが孔雀色の髪の隙間から盛れる。首筋にかかる髪を適当に纏めた青年は、眼鏡の奥の金の瞳を揺らしてこちらを見つめていた。
「……きみ、は?」
「知っているでしょう?不思議なことを仰る」
ころころ、感情を置き去りにした微笑みを称え、彼は告げた。
「蒼祈かずら、といいます」
深窓の令嬢と言われても納得が行く。陶器のような肌に零れるマンダリンの柔らかな髪が落とす影にけぶるライムグリーンの眼差しは物憂げで、露出の少ない服装は禁欲的で逆に色気を醸し出していた。桜貝のような唇が震え──
「おなかすいた」
「弟くんほんとそういうとこ」
「あざとい」
「可愛こぶるなロケットミノカサゴ」
各方面からのクレームを意図的に無視し、ソラウムは魔法で作り出したドレスを纏ってポーズを決めた。何処からか崩れ落ちる音がする。如何せん、男子校には刺激が強かった。所詮中身は仲良死なのだが。
常よりも柔らかい髪がサラリと揺れ、甘やかなシャンプーの香りを漂わせる。心做しか丸みを帯びた体躯にラフな装いを纏って──猫菱は慣れた手つきで自撮りを撮った。
「いや慣れてんな」
「そろそろ慣れもするってーの」