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これはきっと、彼の「目的」というのが、到底他者からは推し量ることができないものだからだろう。ドゥーム本人の心の内においてすら、それが大っぴらにされることはない。
しかし、おそらくその一つであろう「母親の帰還」が成った時、それをずっと求め続けて来た男はどうなってしまうのか
学生時代のドゥームとリード
「アドバイスが必要じゃないか?」
「高い水準の、同じレベルの者が協力すれば、もっといい発明ができる」
「君は、亡くなった母親と交信する装置を造っているんだろ」
ことごとくドゥームの地雷を踏み抜いていく、ミスター・ファンタスティック…
仮面のキャラがそれを取るのって、「アイデンティティの発露」である場合が多いけど、ドゥームは逆に、鎧も国もライバルも無くなって「何者でもない」状態からスタートなのかな。
アイアンマンとしてもどう行動するのか、全く想像つかない
マリコ・タマキ氏の軽快な語り口と、グリヒル氏のポップなアートで、手軽に楽しめるミニシリーズ。スパイディ&ヴェノムという二大キャラクターが、誌面狭しと大暴れ。
邦訳が出そうな雰囲気もあるけど、個人的には原書入門として、アメコミに興味ある人に原語のまま読んでもらいたい一冊
【Spider-Man & Venom: Double Trouble】
ヒーロー活動を学びたいヴェノムに付き合い、そのルームメイトとなったスパイダーマン。しかし、当然黒い蜘蛛男には企みがあり…なんと、二人の肉体と精神が入れ替わってしまった!
それだけでも大混乱なのに、さらにリスや子猫とも入れ替わることになり…
今度は小動物と身体が入れ替わったスパイディ&ヴェノム。そのまま、ドクオクに捕まってしまう。
「今なら、何か動物の力が使えるんじゃないか?」
「疑わしいな」
「やってみようよ」
「いいぜ」
しかし、何も起こらなかった