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ピーターがかつてのホストと理解できていないものの、自分の抱えていた悪性を認めて詫びるヴェノム。その様子を真摯に受け止め、彼の目指す「セカンド・チャンス」を期待するピーター。
この両者が手を結ぶシーンなんかは、なかなか歴史的な出来事じゃないだろうか
CW2はフラッシュの地球に帰還するキッカケになっている程度で、関連度は低め。
その分、久方ぶりに地球に帰還した彼が母親と再会したり、スパイダーマンと共闘したりと、「内戦真っ只中」にあるヒーローたちとは一味違った雰囲気を楽しむことができる
ネイモアに必要以上に怒りをぶつけるなど、トニーが当て馬にされているような印象も受ける。
ただこの辺りは、彼を「戦時と変化した世界」の象徴として見ると、仕方ないのかなとも思った。スティーブが彼やアベンジャーズを、「現代の無二の友」としてリスペクトしてる場面もある
それでも一つ変化しないものがあるのだとすれば、「ヒーローのすべきこと」。インベーダーズの面々も、年格好は変わらないように見えて、その立場は随分と変わってしまった。
しかし、彼らが自由のために戦う使徒であることは変わりない。キャップもネイモアも、世界のために戦っている
ネイモアがこれほどまでに追い詰められたのは、時代と共に移り変わっていく世界と、それでも変わらない王としての使命、その双方が彼の肩にのし掛かっているからに他ならない。
そしてこれは、現代に蘇ったインベーダーズとて同様。彼らもまた、ネイモアとの接し方、戦い方に悩んでいた
戦友トミーの死。エグゼビアによるトラウマからの治療。ネイモアはこれらの出来事をキッカケに、心の中に「マーチャン」というもう一つの人格を造っていたのだ。
儚いながらも美しい記憶の残る地上と、これ以上戦えるのか。彼はもう一人の自分に脅かされながら、決断を迫られる
地上への揺るぎない怒りを見せながら、スティーブたちにはハッキリしない態度を見せるネイモア。
その矛盾は彼の施政にも見られ、それどころか、「自身に覚えのない命令」がいくつか出されていくことが分かっていく