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むしろ問題を大きくしているのは、罪を罪としてしか見ていないキャロルの姿勢であり、そのために用いられる「暴力」ではないか。
ずっと「どちらにつくべきか」迷っていたルークたちは、「キャロルの引き起こした牢破り」を機に、彼女に背を向けていく
彼らは、認識した相手の過去の罪を調べる不可思議なデバイスを持っており、それを元にリンチを行っている。
これによって、ルークの過去の罪まで明るみに。さらにはユリシーズの予言から、ルークがダニーを助けるため、牢破りを行うというヴィジョンが…
CWでの経験から、ヒーローたちの内戦に思うところのあるルークとダニー。しかし、当時からの友人であるキャロルに対し、どう出るべきか。
そうした中で現れた、謎の自警団。その黒幕を突き止めようとするが、ルークとダニーは引き離され、考えをまとめることもままならない
少年、男性が主人公の作品において、「父親殺し」って命題だとは思うんだけど、今のマーベルは殊更にこれが顕著なんだろうか。
それだけ社会に蔓延する「父権主義」への問題提起が急務で、しかもヒーローたちには「父親を殺した。さてどうする」な姿が求められている気がする
パスティーとジェニファーの、師弟とも、姉妹とも、そして親友とも取れる関係は実に微笑ましく、なおさらCW2での不条理な出来事を際立たせる。
(ファストボール・スペシャルが、めちゃんこカワイイ)