ブラッキィ
「ええぇぇ加減にせえぇぇーーーツ!!
私を放置するなああぁぁぁ~~~ッッ!!!👹」
※道に埋められ顔しか出ていないが、
凄まじい禍々しいオーラが立ち込めている

ファイエ
「やば!?こいつの方が先に起きた!?😱」

ニーハオ
「しかも怒りMAXで魔法を使う気ぢゃ!!」

0 4


ファイエ
「お爺さん、色々知ってるのよね!?
なんか、ほっとけなくなった!😥
お願い!
イルファスの過去、聞かせてくれる!?」

ニーハオ
「そうしたが、そんな余裕があるかのぅ😔」

イルファス
「うぅ……」

ファイエ
「あっ! 気が付いた!?😳」

0 3


ファイエ
「ねえ、獄…じゃなくて
イルファスが”闇を抱え邪悪な力を持っている”って
言ってたけど……どういう事?!」

ニーハオ
「”闇を抱えとる”というのは
心底、寂しい・自分も救われたいと思うとるのに
終わりの見えない人助けの為に
その感情を表に出せないからぢゃ」

0 5


ファイエ
「イルファス……
イルファス=フルオライト……!
それが、獄卒の名前……!?😳」

ニーハオ
「そうぢゃ! ぢゃから
少年が目を覚ましたら、お主が教えてやりなさい。
いくら何でも、その呼び方はあんまりぢゃろ😅」

ファイエ
「うん、分かったわ!!(`・ω・´)/」

0 4


ニーハオ
「その代わり、今の内に
一つ教えてやりたい事がある。
この少年自身が忘れてしまっとる
この少年の”名前”ぢゃ!」

ファイエ
「え!?
獄卒の、名前!?😳」

ニーハオ
「聞きたいか?」

ファイエ
「……うん!」

ニーハオ
「ーーーイルファス=フルオライトぢゃ」

0 5


ニーハオは
少しずつ?に口から禁忌の秘薬を流し込んだ。

ファイエ
「これで暫くしたら
目を覚ますはず……!

ありがとう…
お爺さんが来てくれなかったら、
私、何も出来なかった……(´・ω・`)
本当に、お爺さん、何者……?」

ニーハオ
「それは話すと長くなるからの~」

0 5


ニーハオ
「『the Kiss of Life』とは
人工呼吸という意味でもある。
口移しで与えるのか?🤭」

ファイエ
「そ、そんな事するワケ無いでしょーッ!!!😳
……それどころか、MP使い過ぎで暫く動けない……
お爺さん、この薬を獄卒にお願い……!」

ニーハオ
「つまらんのうw」

0 3


ニーハオ
「製薬の知識豊富なだけで
”屈指の天才”とは呼ばれぬわ。
お主が”そう”呼ばれた理由は他にあるじゃろ!?😒」

ファイエ
「えぇっ!?
うーん、う~ん……

ーーーあッ!!Σ(゚□゚;)」

ニーハオ
「そうぢゃ!
今こそ、お主の真の実力を
発揮する時ぢゃ!!(`・ω・´)」

0 4


ファイエ
「神に太刀打ち出来るのに、
そういう事は出来んのかいッ!?👹」

ニーハオ
「落ち着いて聞けぃ!
……ここは、見ての通り
何の資源も存在しない。
なのに、ブラッキィのような生命体が
封印されないまま生活出来ている。
何故ぢゃと思う?」

ファイエ
「……へ?😶」

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あの女神の囁きに

「その”超ご老人”がいるのは
君の半霊=ツインソウルが居る世界よ?
近付いた影響で記憶取り戻して
君はその人ぶっころがして魂を吸収して
『完全体の破壊神』覚☆醒!!
するのよ?
それ、もっと困るんじゃない?(人・ω・`)」

とも、あったからぢゃ……!

1 7


ニーハオ
「この少年、どこの世界にも行けるのぢゃし
もっと大人に頼れば良いものを……と言いたいが
この一件ばかりは”出来なかった”とも言える。
わしの元へ来る選択肢はあったようぢゃが
”自分の事だけ解らない”分、
騙されやすかったのぢゃろう」

ファイエ
「どゆ事?」

1 6


ファイエ
「よ、よく解んないけど
お爺さん、とんでもなく強いのね……!!( ゚д゚)ポカーン」

ニーハオ
「これにて、悪しき女神の”存在封印”完了!!
念入りに封印力を強化しておくか🤭」
※リライティアが閉じ込められた巨大水晶に、
何やら沢山漢字の書かれたお札を貼る

0 6


リライティア
「あ~れ~っ?!(@;)💦」

ニーハオは女神の片腕を掴み頭上で高速に振り回し
目を回らせたところで、全力で
底見えぬ道の下へ投げ捨てた。

十数秒後、そこから輝く巨大な水晶クラスターが
浮き上がって来て、その中には
目を回した女神が閉じ込められていた。

0 5


ニーハオは、右手を光らせると
その手を?の胸に突っ込んだ。

ファイエ
「あ゛ッ!?
何晒すジジイ!?
トドメを刺す気かーーーッ!!?😱」

ニーハオ
「言葉遣いの悪い娘ぢゃの😒
黙って見とれ!」

ファイエ
「え……何これ!?😳」

?の胸から掴み出したのは……例の女神!?

1 6



「今なら私が完璧に乗っ取れるのに、
身体が死にかけで動かせなくて困ってるの!
助けに来たんでしょ?早く何とかしてネ♥」

ファイエ
「獄卒!?😳」

ニーハオ
「……ではない。
彼の中で女神が喋っているのぢゃ!
わしが来たからには
思い通りになると思うでないぞ!😠」

0 3


「君が破壊神に覚醒してしまう前に、
犠牲は最小限!
私に身も心も捧げて世直しし~ましょっ☆
うふふふ……♥」

これまでも、少年は
女神を消滅させる方法を探さなかったわけでは
ないが(中略)万策尽きていた。
女神の嘲笑が脳内に響き渡る中
少年は、ついに意を決した。

0 4


「く、口から出任せ……」

リライティア
「私は創造神の過去思想から直接生まれた
=”創造神の知識も完全共有している”。
つまり、君が忘れた事も全部知ってるわ!😊

君は記憶を取り戻したら何処かの世界を破壊する。
それより私と”世直し”する方が
良いに決まってる!😉」

0 3


少年は心臓が止まるような感覚を覚えたが、
女神はお構い無しに続けた。

「記憶が無いから
目的を忘れてるのかな~?🤭

君は、魔物カオサーを操れるのよ?
まさかと思わなかったの?
次元の狭間中のカオサーを集めて
”どこかの世界”を総攻撃させて
壊滅させれるって事よ?」

0 2


破壊と再生の女神は、少年の中で囁いた。

リライティア
「そろそろ無駄な抵抗はやめよ!
疲れるだけよ♥

”闇を抱え邪悪な力を持った者”なら
ブラッキィ(画像②)も居たのに、何故
私が憑りつくのに、君を選んだと思う?

そ・れ・は……

君も、同じ”破壊神”だからだよ☆」

0 3


悪しき女神を体内に封印し続けるには
常に魔力を削り続けなければならない。
怠れば、身体を乗っ取られてしまう。
少年の消耗は激しくなった。

月日が流れると
少しずつ、少年は
突然、意識が無くなっている時間帯が増えてきた。
女神の封印が利かなくなってきたのぢゃ……!

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