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温泉川である。彼は雪華の顔をみると緊張した面持ちで彼女に問いかけた。今日は夏の海での告白に対して返事をくれると聞いていた彼、少しは期待してもいいのかと彼女にその目を向ける。雪華は答えた…
……それは春斗が帰った後、呆然自失とした雪華はしかし、スマホを取るとどこかへ連絡をとった。
約30分後、近くの公園へと向かうと「その人物」は寒空の下、彼女を待っていた。
実は、今日、春斗がこの場所に来たのは「過去の過ち」に対してけじめをつける為だった。
それは「6年前、雪華を傷つけたことに対する謝罪」
その上で彼女への想いを断ち切るつもりだった。
謝りたかっただけなのにいま現在も彼女を傷つけてしまう彼では、彼女に相応しくないと思ってしまったから…
雪華「大好きです♥春斗君…♥愛してます♥子供のころからずっとずっと♥私を…貴方のモノにしてくれませんか?♥」
それは「告白」であった。
それは彼女がずっと内に秘めていた子供の頃からの夢であった。
そもそものきっかけは妹の美桜であった。彼女が「今年お世話になったお礼に雪華ちゃんがおにーちゃんとクリスマス会したいって」と教えてきたことが始まりである。夏の海以来、挨拶程度の会話は何度かしたがそもそも春斗は雪華の連絡先をしらないので、接触頻度が少なかったのだ。
同郷の幼なじみとしてしまう。年末はお互い多忙で帰郷せず、鍋を囲んで家飲みし、酔った弾みで流された。心地よさを手放したくなく、25歳のこれまでずっと、生煮えの関係だった。……なかったことにしておくか? 「だね」。ベッドの彼女が微笑み囁く。「恋人未満の関係性、なかったことにしておくよ」
「クリスマス楽しかった。今年もたくさん遊ぼうね」。君の字に視線を落とす。本当に楽しかった。昨日、前の彼女を見かけるなんて、思わなかった。まだ未練があるかもしれない。直後に伝え君は泣いた。消印は一昨日。少し抜けた健気な君と続けよう。「年賀」と書かずに出された葉書を見つめ、俺は思う。
日曜日 東地区 “レ”ブロック-48ab(東4ホール)
「謎の彼女X Extra」発行
いよいよ明日です(^_^)
事前に予約をいただいた方には画像の地域通貨を送っております。DMをご覧ください。
お知り合いの方は是非現地でお声掛けくださいね
つばきみこと
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