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AI-45
「え?なにあれ?機械の・・・妊婦?」
「完成してたのね・・・ま、もはやどうでもいいわ」
「どうなっちゃうの・・・この国・・・・・・」
「あじゃぱー。随分とすごいことになってるじゃん」
AI-44
「政府もずいぶんと強硬手段に出たな」
「ああ、裏で国連が手を引いているかもしれん」
「ふっ、ただではやらせんよ」
「世に紛れ込ませていたサイボーグ妊婦を起動しろ」
「昔から言うだろ?“母は強し”ってな・・・んふふ、ははははは!」
AI-43
政府は少女妊婦管理に乗り出したが、異常な速度で増え続ける妊婦たちを完全に管理するには至らなかった。雌雄同体の妊婦たちは急速にその数を増やし、政府はついに強制的な介入を示唆し、特別作戦群が指揮された。
AI-42
人口は増加の一途をたどっていたが、無戸籍の少女妊婦が大量に存在し、政府はその数を把握しきれないでいた。そんな中、雌雄同体の妊婦が確認された。
「人工少女妊婦に続く、雌雄同体妊婦を投入する」
「自己妊娠でどんどん増殖するわけだ」
「それだけではない。女同士で子供を増やせるのだ」
AI-41
こんな生活を続けながら、少女たちは路上出産を繰り返していた。
「ああ、もう破水しちゃったぁ」
「お腹痛い・・・赤ちゃん出てきちゃうなこれ」
幼くして経験豊富で慌てるそぶりすらないが、必ずしも皆が無事に出産するとは限らなかった。
「あれ、おかしいな。血が止まんない・・・」
AI-40
その日の昼食代目当てに、何人もの男を相手にする姿は哀れみすら感じられるが、本人たちには一切の憂いがない。男の精を受け、子を孕み、産むことが彼女たちの喜びなのだ。
AI-39
高級娼婦として活躍する少女妊婦の一方で、ホームレス少女妊婦は増え続け、流入する外国人との混血も横行し、妊婦の二極化が進んでいった。
AI-38
第一世代の少女妊婦はハイティーンに差し掛かり、妊娠適齢期となった彼女たちは旧世代の妊婦と入れ替わり始めた。倫理観の崩壊したわが国では至る所に娼館があり、一つの産業として経済を支えていた。