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浦「動物の背中に乗れるとしたら、どの動物に乗りたい?A馬 Bライオン Cくじら Dゴリラ Eチーター」
淀「Bだ。馬は乗ろうと思えば実際に乗れるし、他の動物は絶対に乗りこなせない」
浦「…変態ですね」
淀「そもそも、回答次第で変態になり得る問題を出すな」
浦「変態になる方が悪いんです」
淀「へぇ。ちなみに、Bはどういうタイプなんだ?」
浦「…色々と試してみたい、ハウツー本大好きタイプです」
淀「…何か、ごめん」
浦「今さら謝っても遅いです」
淀「もう一つ出題してくれ。次は抵抗しないから」
浦「約束ですよ。変な真似したら承知しませんからね」
淀「了解」
浦「本当です。完全に直感で答えました」
淀「……つまりお前は、どこからかかってきても文句言わないんだな?」
浦「っ! それは、その………………」
淀「よし分かった。楽しみにしておけ」
浦「や、止めて下さい。変態。蹴りますよ」
淀「嫌なら正直に答えろ」
浦「……Bです」
淀「…やりやがったな」
浦「何の話ですか?」
淀「しらばっくれるな」
浦「水面さんが何を言いたいのか、皆目見当も付きません」
淀「…じゃあ、お前だったらどうするんだよ? AからDの中で、何を選ぶんだ?」
浦「…わ、私はDです。どこからでもかかってきなさいタイプです」
淀「嘘吐け」
淀「Aだな。誘ってくれた相手が仲の良い奴なら『次は準備しとくからまた誘ってくれ』って言う」
浦「なるほど。まだまだ子供ですね」
淀「おい。今ので何が分かったんだ?」
浦「大したことじゃありませんよ。水面さんは、恥ずかしいから部屋を暗くしてほしいタイプだと分かっただけです」
浦「さて、そんなリスナーさんからのお便り。心理テストを出題します。正直に答えて下さい」
淀「……嫌な予感がする」
浦「パーティーに行こうと誘われましたが、場に相応しい服がありません。貴方ならどうする?
A断る B借りる C買う D手持ちの服で乗り切る」
【第15回 コロシコロサレ】
浦「どうも、浦見みぎりです」
淀「淀川水面です」
浦「今回のお便りは、ラジオネーム【お金ねだりおばさん】から」
淀「お金配りおじさんの対義語か」
浦「具体的には、モデルもどきの30年後です」
淀「やめろ」
【落とし物3】
浦「冷蔵庫が落ちてます」
淀「あれは不法投棄だ」
浦「開けてください」
淀「嫌だ」
浦「何か入っているかもしれません」
淀「だから嫌なんだよ」
浦「入っているものは水面さんにあげます」
淀「押し付けるな」
【スタージジョンの法則】
浦「どんな集団も90%はカスである、という法則です」
淀「嫌な法則だ……」
浦「だからといって、残りの10%が良質とは限りませんけどね」
淀「嫌な現実だ……」
【ジャム理論】
浦「24種類の選択肢から1つを選ぶ時と、6種類の選択肢から1つを選ぶ時。両者を比べると、6種類から選ぶ時の方が、購入率は10倍近く高まるそうです」
淀「選択肢が多すぎると、人は選択そのものを放棄するってことか」
浦「選択肢が少ない人生で良かったですね」
淀「それな」
浦「あしらい方、慣れていますね。よく声を掛けられるんですか?」
淀「まぁ、それなりに」
浦「…いつ、どこで、誰から、どんな風に誘われるんですか?」
淀「夜の繫華街で厚化粧のおばさんに『マッサージスル? キモチイイヨ?』って言われる」
浦「それはナンパじゃなくて客引きです」
浦「お兄さん、一緒に遊びましょうよ」
淀「……まぁ、ちょっとだけなら」
浦「拒んで下さい」
淀「す、すまん。間違えた。もう一回頼む」
浦「ちゃんとして下さい。テイク2、いきますよ」
淀「お、おう」
浦「お兄さん、一緒に遊びましょうよ」
淀「結構です」
浦「……」
淀「なぜ睨む?」
浦「ナンパ師が水面さんじゃなかったら付いて行きません」
淀「俺、ナンパなんかしねぇよ」
浦「そもそも、キャスティングに問題があったみたいですね」
淀「気付くの遅くね?」
浦「では、私がナンパ師になります。水面さんはナンパされる側を演じて下さい」
淀「うい」
浦「…本当に三〇分で帰りますからね」
淀「だから拒めって」
浦「わ、私は悪くありません。水面さんの乞食としてのポテンシャルが高すぎるんです」
淀「全然嬉しくねぇ……」
浦「そもそも、ナンパ師がいる場所を私一人で歩かせないで下さい」
淀「お前こそ、ナンパ師の誘いに乗るなよ」