【ヒルネムリ】
昼時から寝始め一日をほとんど寝て過ごす羽猫。温かく居心地のいい場所や、こちらの世界の会社・学校などの人が密集する場所の位置でよく眠っているようだ。昼時にどうしようもなく眠くなるのは、この羽猫が近くで寝ている影響かも。

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【オニガラメ】
指先に鋭い爪を持つ重世界のクモ。透明な粘着性の糸を尾の先から出し、地面に網目状に張って獲物を捕まえる。その網糸は現実で何もないところで人や自転車を転ばせ、時には車のタイヤを絡め取って大事故のもとになることも。

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【イワカザキリ】
ビルのようにそびえ立つ岩の頂上に巣を作る、重世界の羽猫の仲間。岩と岩の隙間を縫うようにして、かなりのスピードで飛行する。イワカザキリが飛び回る影響でこちらの世界にビル風が吹くらしい。

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【ハオトシ】
冬だけ生るカレという実を冬の間に食べ蓄え、他の生き物が活発になる春から夏は涼しい巣穴で眠る熊の仲間。重世界のカレの実が食べられると現実で葉が落ちることから、ハオトシの名前がついた。最近暖かくなってきたし、そろそろハオトシが眠る時期だろうか。

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【トゲエビガラ】
重世界の海に住む肉食の生物。鎌のような前肢と親指をハサミの様に使って、珊瑚や海藻や獲物など固い物も簡単にちぎってしまう。こいつが近くで物を切ったり穴を開けたりすると、船底や漁網に影響が出るのだとか。

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【シャモリ】現実の駐車場の位置に巣を作るという重世界のヤモリのなかま。色・大きさ・形は様々だが、白や銀色の個体が一番多い。シャモリの巣ができた駐車場の車にはお守り効果があるとか

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【ハルマネキ】
体毛の一部がカールし羽毛のようになっている重世界の偶蹄類。冬の気温から春の気温に変化するタイミングで、独特のフェロモンを出して求愛行動をする。急に暖かくなった日にどことなく春の香りがするのは、ハルマネキが近くにいるからなのかもしれない。

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【ヒラオムグロ】
重世界の地中に住む、長く大きな爪と平たい尾をもつ生き物。土の中を泳ぐようにスイスイと掘り進む。道のタイルやアスファルトのひび割れは、縦横無尽に作られたヒラオムグロのトンネルのせいかも?

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【オオミミヒョウモン】
重世界では地下鉄の通る場所は洞窟になっている。そこに生息するこの生き物は、いつも目を光らせながら洞窟の壁を這い、滑空しながら獲物を探している。地下鉄の窓から見える光の中に、ひょっとしたらこの生き物の目の光が紛れているかも?

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【ユメスイ】
「夢」を食料にする生物。
食べた夢は消化されるまでの間、ユメスイの胴部に投影された状態となる。完全に消化されるまでは夢を覚えている状態になるが、消化後は完全に忘れてしまう。見た夢を忘れてしまうのはこの生物が原因とされている

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ウツリギツネは季節によって毛皮の色を大きく変化させる、コロモガエという特徴も持っている。春はパステルカラーが多かったり、冬は暗めの色身になったりすることが多いようだ。毎年色の変化パターンは違うので、現実の流行色とも関係があるのかもしれない。#東京CREATURES

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ヒカリムシクイ
重世界に住むアリクイに似た生物。デンカという花に集まるヒカリムシを長い舌で舐めとって捕食する。現実世界できれかけの電球がチカチカするのはこの生物のせい。

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【セイレツテントウ】 実は爬虫類な重世界の天道虫。尾から磁気を発しており、他個体の磁気に寄ってきて後ろに並んで移動する習性がある。目的地が違うのに前を歩く人についていってしまったり、人が並んで待っていると並ばなきゃと思ってしまうのはこいつの影響かも。

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【宙球水魚】
単為生殖を行い、胴部に稚魚を収納する水球を形成する空中魚。
稚魚が巣立つ夏季には親が水球を破裂させるため、
地上のきわめて狭い範囲に1時間あたり100mmを超えるような猛烈な雨が降る。所謂ゲリラ豪雨の原因の一つと考えられている

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【デンカクオカクジラ】
体に発電細胞を多く持つ巨大な爬虫類。めったに動かないが、偶の食事時には現実の電灯のある場所に発生する昆虫、ヒカリムシを一地域分一息で食べてしまう。重世界から急にヒカリムシがいなくなる影響で、大規模な停電が起こるともいわれている。

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【ハハコビトビネズミ】
長い距離を飛行できる羽ネズミの仲間。現実のポストがある位置に生えるハクシドラセナの葉を切り取って、白い裏面にひっかき跡をつけ、離地の仲間などに届けて交流する習性がある。求愛の際にはオスが自分の匂いをつけた葉をメスに贈る。

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<ヤマヅラ> 他の生き物の声を真似て遠吠えのように繰り返す習性がある。これは正体不明の侵入者に対するナワバリを主張する行動。山で大声を出した時返ってくる現象は、重世界でヤマヅラがこれを真似ているものと思われる。

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【禍津鴉-マガツカラス-】
長年不吉の象徴として忌み嫌われていたカラスたちの統合思念が魔水晶によって転生した姿。魔力が充填されると翼が発光する。胸の水晶が紫色に染まった時、人間に災厄をもたらすといわれる。

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【シモノスカシバ】
重世界の地中で蛹となり、現実の気温が氷点下になる時羽化をする蛾のなかま。幼虫から成虫まで共通の透き通った毛に覆われた体が特徴。地中からシモノスカシバが出てくる影響で現実の地中の水分が地表に押し出され、霜柱が発生すると言われている。

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【セキテイ】
白く巨大な雲竜のなかま。羽はふわふわと毛羽立ち光を透かす。その影はあまりに大きく地域全体を覆うため、夜を運ぶ竜とも呼ばれる。セキテイが地上から空に飛び立つ時に現実でも上昇気流が発生し、羽の摩擦が雷を帯びさせ積乱雲ができると言われている。

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