タブレット胸に載せたる昼寝かな

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梅雨も明け今日六月は去らんとす

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月はなく汐もかなわぬ貸ボート


→汐(しお)

*熟田津(にきたつ)に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな
(万葉集 巻一 8 額田王)

*海底のエデン / 青葉市子
https://t.co/Qsz5ahTgOc

*オディロン・ルドン《ボートの二人》1902年

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パパ活をPでごまかせ黴の雨


→黴(かび)

*She's So High / Blur
https://t.co/gNj6OpcBS5

*オットー・ディクス《売春婦 ー 赤いリボンの少女》1922年

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血を吸ってきたのと桑苺の唇


→唇(くち)

*Love Song for a Vampire / Annie Lennox
https://t.co/Kr439tRajb

Come into these arms again
And lay your body down


*エドヴァルド・ムンク『愛と痛み(吸血鬼)』1895年 ムンク美術館

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竹酔日かなし成長痛つらし


→竹酔日(ちくすいじつ)

*Summer Girl / HAIM
https://t.co/ayyY88rnoz

*宮本三郎《女優》1961年 世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館

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砂が打つ浜昼顔のその行方


→行方(ゆくえ)

*Dune / Underworld
https://t.co/fKfSqDW6WG

*ジョージ・グロス《砂の女》1940年 オルブライト=ノックス美術館

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振り向くは謝意と思へり蜥蜴去る

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疑わず来て逢引の螢の夜


*Meeting Again / Max Richter
https://t.co/GVwl8H8sLA

*ポール・デルヴォー《こだま、あるいは街路の神秘》1943年 愛知県美術館

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六月で金曜、人は鰓呼吸


→鰓呼吸(えらこきゅう)

*Nefertiti / Miles Davis
https://t.co/BZagGOO4xg

*アレクサンドル・ヤコヴレフ《部屋の中の裸婦》1937 – 1938年頃 テート・ブリテン

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寒暖のかくれんぼしている皐月


Anders Zorn - In The Hammock (1882)

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指を刺すのはあの時の野茨か


*道の辺の茨(うまら)のうれに延(は)ほ豆のからまる君をはかれか行かむ
(『万葉集』巻二十 4352 防人歌、丈部鳥(はせつかべのとり))

*Sand River / Beth Gibbons & Rustin Man
https://t.co/9gHtyn8MlE

*フィンセント・ファン・ゴッホ

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六月を旅に費やす水瓶座


*湖に石を投げる / 小松成彰
https://t.co/uBXjSpIzXV

*オーガスタス・エッグ《旅友達》1862年 バーミンガム美術館

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六月のキャベツ畑で生まれたの?


*Lei No Ka'iulani / Gabby Pahinui
https://t.co/WS6wuBiUQd

*いわさきちひろ『子犬と雨の日の子どもたち』1967年

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壺にしてやはり愛人めく牡丹


*愛人 / テレサ・テン
https://t.co/Uw4awmaTT2

*石本正『牡丹』1999年 石正美術館

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据え膳の彼は今ごろ豆の飯


→据え膳(すえぜん)

*都合の良い女の唄 / 阿部真央
https://t.co/55MlkVHN36

*ギュスターヴ・モロー《詩人とムーサ》1891年 オルセー美術館

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夏の砂相手に逃げ切れるとでも?


*安倍公房『砂の女』監督︰勅使河原宏、音楽︰武満徹
https://t.co/YVULDmiDBc

*ウィレム・デ・クーニング《無題(女)》1966 - 1967年 東京都現代美術館

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パナマ帽一人用心棒五人


*Borsalino -Theme / Claude Bolling
https://t.co/fxjfgaQ5yo

*アル・カポネのポスター

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竹の皮散る 口先の運命の上に


Hu Jundi - Qingqui II (2021)

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