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陽炎「汝はーーまぁよい」

「オロチどもよ、次に相まみえる時は、牙を研いでおけよ」

……

「汝にひとつ助言をやろう」

「異能に限らず、何事も理解を深めよ。ヒトの心、機械の構造、異能の原理、すべて同じじゃ」

「知は力。闇雲では何も見えぬぞ」

「ーーーーさて、肉は集落にあったかのう?」

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「陽炎、ウチのNo.1は欲しかった望みが微妙に叶えられなかったみたいで仏頂面してるけど……
あなたは神楽舞、楽しかった?」 https://t.co/AoiEeNjgux

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陽炎「何がしたいか、を問うならば、相手が違おう。なんせ、此度はあの娘が始めたことじゃ」

「妾は仕掛けられたから応戦し、すこし興がのって舞ったまでよ」

「汝らは傭兵じゃろ?あまり不用意に余計な事を詮索すると命を危険に晒すぞ?」

陽炎は忠告してくれたらしい。

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陽炎「汝はまだまだ強くなるじゃろう。その時が楽しみじゃな」

「黄爪。氏族は違えど、妾にとっては血族も同じ。事が落ち着いた時には、遊びに来るがよいぞ」

「ではまたな」

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楽しみにしておるぞ。

そう言い残して、陽炎が消える。

番はそれを見送ると、ベースに帰るために、煉獄月蝕石に潜り込む。

セレネ「ーーーーー…………」

番「ぴぃ(貴女の主にはナイショだよ?)」

セレネ「……自ら棺桶の中身になる趣味はございませんよ、No.69」

【九尾と魔鳥の密談】終幕

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陽炎「汝のような神獣くずれも肩入れするか。やはり面白い奴なのじゃな」

番「ぴぴ(エースは凄いよ。きっと“今の”貴女くらいならすぐに届く)」

陽炎「それは上々。アレとはもっと楽しめそうじゃからな」

番「ぴぴっ(いずれにせよ、縁は結ばれた)」

陽炎「然り。再会は遠くはないじゃろ」

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番「ぴっぴ(僕らの仲間が、強さに焦がれているからね)」

陽炎「まぁ良いわ、妾も愉しんだしの。して、何故汝は直接ここを見に来たのじゃ?遠隔でも見れたじゃろ」

番「ぴぃー(貴女に消されるリスクをとってでも、見届けたかったからだよ。彼女と彼のことを。僕らもNUMBERSの一員だからね)」

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陽炎「さて、そろそろ正体をみせよ」

番「ぴ(流石に筒抜けだったね)」

陽炎「妾の領域で気付かぬ訳がなかろう。のう、雷獣よ」

番「ぴぃ(僕らの正体は、そんなに良いものじゃないよ。せいぜい雷獣の欠片、そこに魑魅魍魎が溶けたものさ)」

陽炎「ーーー今回の騒動、汝の仕業じゃな?」 https://t.co/0o6UqjKfXU

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「ほんの少しとは謙遜じゃな」

「あれだけ戦えるのじゃ、並の戦場であれば華になれるじゃろ」

陽炎はニカッと笑う。

「いずれにせよ、汝は身体の方も少し鍛えた方が良さそうじゃな」

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「立ち直りが早いのお。タフなのは良い戦士の資質じゃな」

ニヤリとして、陽炎が迎える。

「この世界においては、ない。但しーーー」

「そもそも災禍を名乗るに、そういった事がないと思うか?ーーー否じゃ」

「ま、妾はそういうの嫌いじゃし?強い者と仕合う方がよほど多いがの」

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「マルタよ」

陽炎はその姿をみて、ため息をつく。

「汝はお堅いのお……!肩の力が入りすぎじゃ!」

足を組んで頬杖をする。

「武を重んじる妾が、武を秀でた者を害するわけがなかろ?」

そしてぶっちゃける。

「だいたい、妾、ホムラカミとして崇められとるが、中身は別物じゃからな?」

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「やっぱり陽炎様も紅牙族も強かった!
アタイはまだまだ力不足なのが良くわかった……
アタイの黄爪族は精霊様を祀る部族だから信仰を鞍替えしねーけど、陽炎様と戦えた事はすごい誇りに思ってる。
ありがとうございました!」 https://t.co/AoiEeNjgux

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「む、汝はオロチの駆り手か」

「こう、なんというか、うむ……複雑ーーー」

陽炎が言いよどみ、話題を変える。

「油揚げも嫌いではないが、普通に肉がくいたいのお」

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陽炎「神はどこにでも居る。この世界では、殆どが力を失っておるようじゃがな」

「生き残る者は、巧妙に姿をくらましておる。先日までの妾もそうであったように、己の聖域を住処としておるのじゃ」

(汝の血は、きっとソレを求めるのじゃろうな)

「汝もコツをつかめば見つけられるやもな」

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陽炎「無垢じゃのう」

「妾も十二分に楽しませてもらったぞ、童女よ」

「縁があるかぎり、また何処かで逢うじゃろう。ではな」

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交流ターゲットリプ
天廻綾津日神・陽炎【災禍神格との謁見】

神楽舞を奉じられた神格、天廻綾津日神(あまねあやつひのかみ)・陽炎は、アリスたち以外にも謁見を赦した。

作り物に封じられた異界の神を名乗る不明な存在。その異能の力は少なくとも本物だろう。

※引用RTにて話しかける事が可能

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やっと完成しました。ゲーム内の曙ちゃんというより陽炎抜錨の曙ちゃんを意識して作った改造モデルです。
アールビット式ままま式エボシ式Lat式と自作材質のミックスです。
詳しいお借りした物と動作テスト動画はこちら→ https://t.co/PYZcBPumRc

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ビームライフルを連射しながら接近し、陽炎に斬りかかる。

「クソがっ!足手まといはいらねぇんだよ!」

アリスが僕の隙を潰すように連撃を続ける。

その連撃は、今までのどんな攻撃よりも激しく、速く、精度が高い。

そしてそれを、陽炎は受けた。

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戦線に飛び込んだ僕に対して、アリスが叫ぶ。

「邪魔だ、エミリオ!すっこんでろ!」

陽炎の攻撃をいなし、カウンターを放ちながらも僕に意識を向けた。

「嫌だ!僕は、僕はぁ!」

僕は今、彼女の邪魔をしている。
それを理解しながらも、僕は引かない。

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陽炎「根っから異能に染まる者は、この世界では少ないからの。価値観が違うとて、同胞は大切にせねばならん」

「せっかくの騒乱じゃ。じきに終わるゆえ、最後まで見ておくと良い」

「汝らもよく知っておる、一番の暴れ馬が残っておるでの」

そう伝えると、陽炎は最後の暴れ馬を見やる。

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