「浅井の妖しき女の武器が布なら我にも容易い事よ」と閃いた大谷さんが包帯を使ってマリア様と同じようなポーズをするという、いつぞやに描いた意味不な絵

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振り返れば少女の武器が首元に迫っていた。魔力も逃げ場も無い。やられる。刹那、甲高い打撃音が辺りに響く。少年は驚きに目を見開いた。
妖精が、敵である自分を庇っていた。

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