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@DBrh2m5UoTywy5O 有理沙「おっ、ここに居たか望くん。優奈くんと勇奈くんも」
「そろそろ電脳体のチェックをしたいのだが、良いかな?」
望「大丈夫です」
勇奈「了解。よろしく、博士」
優奈「それじゃあ、私達は失礼します」
有理沙「あ、龍牙くん。ロイくんと徹也くんに、協力ありがとうと言っておいてくれ」
@maple_V_modeler 望「よろしくお願いします、先生」
勇奈「…ありがとう、ゼクロス先生。またよろしく」
勇矢「では…後日話し合いの機会を設けて、貴方達の今後について詳しく定めていきましょう」
「おっと、望くんはまず実体のリハビリですね」
望「はい…!」
@Altella674Great 信矢「ま、プレイヤーとしての年期が違うって事さ」
望「うーん…BNDDオンラインカフェでのバイト…少し考えさせて下さい」
信矢「おう。君はまずリアルの方でリハビリしないといけないしな。焦る必要は無いさ」
優奈「望くんと一緒にバイトが出来たら、私も嬉しいな」
勇奈「…妬けちゃうなぁ…」
@Altella674Great 信矢「そりゃあ…自分の店を持ってから、弟やバイトの子達と一緒に店を守ってるんだ。鍛えてるんだぞ、俺も」
望「優奈さんも、〈ペルシュ〉でバイトをしてるんですよね?」
優奈「そうだよ。私は接客と調理補助、BNDDオンラインの監視員をシフト毎に分けてやってるの」
信矢「望くんもやるかい?」
@maple_V_modeler 勇矢「心配する事はありません。父さ…伊烏警視長と大鳥警部からは、望くんや勇奈さんの逮捕及び取り調べはしないと確認できました」
「問題は先生の仰る通り、望くんや勇奈さんの今後についてですね」
望&勇奈「…」
@maple_V_modeler 望「紅葉先輩、藍理先輩…ありがとうございました」
去っていく紅葉と藍理に向けて頭を下げる望。
優奈「頑張ろうね、望くん」
望「はい…!」
勇矢「お疲れ様です、ゼクロス先生。お待たせして申し訳ない」
保安部と警視庁とのやり取りが終わったらしい勇矢が、苦い表情を浮かべて走ってくる。
@Altella674Great 信矢「もちろん、きっちり用意してあるさ」
「ただ…有理沙から聞いたんだが、望くんは実体と電脳体の”ズレ”を調整しなきゃいけないらしくてな…」
望「しばらく、リアルには戻れないって事ですよね?」
信矢「丸一日くらいって言ってたな。つー訳だから、パーティは〈ペルシュ〉のサーバーでな?」
@maple_V_modeler 望「…何とかします。絶対に」
優奈「望くんの身体が治ったら、二人でお勉強会でもしよっか」
勇奈「ごめんよ望。流石に勉強の面倒を見るのは、あたしには無理だ…」
望「優奈さん、よろしくお願いします…」
ルビー「…いけません…優奈さんは、無意識に人をダメにするタイプです…!」
@Altella674Great 信矢「おう皆、お疲れさん」
優奈「マスターさん、お疲れ様です」
望「お久しぶりです。その…色々とありがとうございました」
勇奈「…マスター」
信矢「…お帰り。ちゃんと戻ってきたな、勇奈ちゃん。望くんも」
@maple_V_modeler 有理沙「彼の電脳体の修復は完了している。後は、彼の実体と電脳体に生じたズレを補正する必要がある」
「これから私がログアウトして、彼の実体を見に行く。望くんはしばらく待っていてくれるかい?」
望「分かりました。よろしくお願いします、有理沙博士」
有理沙「うむ、任された」
@UmiTt02 @DBrh2m5UoTywy5O @leo0009 @maple_V_modeler @tabigaras95820 3人の間には…心の中で処理しきれない程の、とても大きな感情の波が押し寄せていた。
しばらく、誰もが声を出せなかった中…一番最初に、ただ一言を発したのは優奈だった。
優奈「お帰りなさい、勇奈。望くん」
望「…ただいま、帰りました」
勇奈「優奈…そっか…やっと、帰って来られたんだ…」
@UmiTt02 @DBrh2m5UoTywy5O @leo0009 @maple_V_modeler @tabigaras95820 平原エリアの再構築が完了すると同時に、優奈、勇奈、望のイレギュライズが解除される。
真っ白な平原の上に、”3人”が同時に降り立つ。
望「優奈さん、に…勇奈も?」
勇奈「…どうしてまた…いや、今更考えるのも馬鹿馬鹿しいや…」
優奈「勇奈…望くん…」
ピンセットを「カッコイー」と気に入って装着し続けるなど、年相応(?)の面を見せる垣根さんですが、美琴のA.A.Aを見たら目を輝かせるんじゃないでしょうか?
あとまさか誉望くんのヘッドギアや猟虎ちゃんの仕込み銃をカッコいいと思ってたりしてw
@UmiTt02 @DBrh2m5UoTywy5O @leo0009 @maple_V_modeler @tabigaras95820 優奈が〈ブレイバー〉の掌に降り立ち、勇奈と対峙する。
優奈「勇奈!」
勇奈「…あんた達の勝ちだ」
優奈「私、ずっと忘れていたんだ。確かに、私はこの世界を嫌いになった」
「でも…私は倒れる度に、「こんな終わりは嫌だ」って思ったんだ。望くんが撃たれた時の、勇奈の様に」
(1/4)
@UmiTt02 @DBrh2m5UoTywy5O @leo0009 @maple_V_modeler @tabigaras95820 望「…優奈さんッ!!」
優奈「…うん!」
〈ミッションメモリ!Shift、〈ブレイバー〉!〉
望くんの声に背中を押され、私は勇奈に向かって飛び出す。
───心は今までのどんな時よりも確信に満ちて、身体はこれまでに無い軽やかさで動いた。
そして…〈ブレイバー〉の手が勇奈に届く。
(4/4)
@DBrh2m5UoTywy5O @leo0009 @maple_V_modeler @tabigaras95820 @UmiTt02 優奈「の、望くん…?」
望「やっぱり、根は勇奈と同じなんですね…。あいつも、強い自分で居ようと見栄を張ってました」
「…僕は、理想や見栄じゃなくて…あなたが隠した”本音”を聞きたいんだ」
優奈「望くん…」
勇奈「望…」
優奈と勇奈の声が重なる。呼吸が、鼓動が同期する。
(4/4)