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元カレがまた私を抱きに来た。高校の後輩で、お互い最初の相手だった。私の父が借金し、一家で夜逃げし破局した。風俗店で偶然再会したのは7年経った半年前。「また行きます」。私の誘いに彼が応じる。青臭い幸福は封印した。あと百万円で父が背負った借金を完済できる。私は別の客にも誘いをかける。
「また来てね」。帰り道、LINEが届く。さっき抱いた風俗嬢だ。僕は高校時代を思い出す。初めては先輩だった。好きな異性と一つになるのは幸せだった。体よりも心が深く満たされた。7年経っても忘れられない。もう一度、僕らはやり直せないだろうか。切ない気持ちでスマホを握る。また行きます、先輩。
【予告】
4/24発売のグランドジャンプむちゃにて女性用風俗異能力漫画『こんな風に視えてます』を掲載します。
作画は『双生遊戯』の岡田淳司先生(@okada_atsushi19 ) に担当していただきます。お楽しみに🌝
「出稼ぎの天涯孤独の風俗嬢」と女は笑った。彼女に連れられ上京する。寂しげに「自分を捜す?」と繰り返された。僕は濡れて倒れてた。記憶を失い自分が誰かわからない。捜さない。知れば彼女を独りにさせる。日銭を稼ぎ、水商売から足を洗った彼女に寄り添う。浜辺で拾われ13年。また震災の春が巡る。
10年かけて捜し出す。病床の先輩はやせ細り、モテてた高校時代の面影はない。お金を出すから延命治療受けましょう、と囁いた。「お前……遊んで捨てた後輩か」。そうですよ。最初でした。垢抜けたでしょ。あの後、私は心を病んで、今は風俗勤めです。病気なんかで死なせません。私がこの手で殺します。