MSで使用可能な武装は、WR形態でもほとんどが使用可能。その際、ビーム・ライフルとシールド(ビーム・キャノン内蔵)は機体下部に、さらにC型は機体上部にメガ・ビーム・ランチャーを設置します。

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リゼルのWR形態のが異論はこんな感じ。続いては機体の特徴や武装について触れてみます。
WRの機体構造はメタスの変形機構をベースに、ZIIの開発データをブラッシュアップして完成しました。ムーバブルフレーム構造もZIIのレイアウトを参考にしたようです。

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ただSFSが廃れたわけでもなく、〈メガラニカ〉進攻の際には、ジェガンを搭載した複数の94式ベースジャバーの姿が描かれています。フルアーマー・ユニコーンガンダムの外付けブースターも94式ベースジャバーからの流用品ですし、うまくすみ分けをしていた模様です。

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Zガンダムの量産を目指して設計されたリゼルだけに、変形後の姿はMA形態ではなく、WR(ウェイブライダー形態)と呼ばれました。Zガンダムからの継承であり、隊長機(RGZ-95C)は大気圏再突入と重力下飛行が可能だったこともZガンダムと共通しています。

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本日の更新はこれにて終了。
明日の更新では第44号_リゼル特集から、リゼルの変形機構とWR(ウェイブライダー)形態についての解説をします。こちらもお楽しみに!

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脚部にもZガンダムの設計思想が取り入れられていて、3基搭載されたジェネレーターのうち、2基が両脚に分散配置されています。そのため脚部が1基失われても戦闘機動は可能であり、サバイバビリティの向上にも役立った模様です。

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量産化に成功したリゼルですが、Z系列機だけあって操縦系はかなりピーキー。通常のパイロットには扱いにくいものがありました。そこでリゼルの一般機はリミッターと管制OSのサポートによって限界性能を引き下げ、操縦しやすくしたのでした。

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型式番号の「RGZ」および機体名の「ReZEL/Refine Zeta Gundam Escort Leader」が示しているように、リゼルはZタイプの系列に連なる可変MSなのです。

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そんな連邦軍が最終的に採用したのが、グリプス戦役時に廃案となったMSZ-008 ZIIの設計をリファインすることでした。メタス系列のシンプルな変形機構を採用していたことが注目され、内装の一部をジェガン系列と統一化することで、コスト高騰を抑えられたのです。

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また複雑な変形機構の代わりに増加パーツを装着させることで巡航形態を採らせるとのプランも立ち上がりました。B.W.S.を装着したRGZ-91 リ・ガズィがこのタイプにあたります。

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そのため戦中から戦後にかけて、連邦軍はZガンダムの後継機となるMSの開発に乗り出しました。可変機構を排したMSZ-007 量産型Zガンダムや、可変機構を簡略化したMSZ-008 ZIIなどがその代表格ですね。

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そして、こちらがグワジンのボックスアート。円形にザンジバルとムサイが描かれていて、グワジンの巨体が際立っているのがいい感じです。さらによく見ると背景に同型艦が2隻描かれています。1隻をデラーズ座乗のグワデンだとすると、もう1隻の艦名はなんですかね。

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座乗艦はグワジン級戦艦グワラン。ただしソロモン戦でグワランは出撃していますが、ドズルは座乗していませんでした。またルウム戦役ではムサイ級軽巡洋艦ファルメルに乗艦。優れた戦果を挙げたシャアに艦を譲渡したとの記録があります。

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ジャムル・フィンに関する先取り情報はここまで。続いては火星独立ジオン軍(オールズモビル)が開発を進めた大型MA、OMAX-01 グランザム。一年戦争終結後、火星に逃亡した公国軍残党が地球侵攻の切り札とした大型MAです。

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ジャムル・フィン最大の特徴といえばMA形態への変形能力。脚部を左右に展開して頭部とハイ・メガ・キャノンをカバーで覆った簡単な変形ですが、機動性と加速性能が劇的に向上。ハイ・メガ・キャノンを有する自走砲として運用されました。

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まず紹介するのはAMA-01X ジャムル・フィン。
ハマーン率いるネオ・ジオンで開発された高機動可変MAです。「高機動」で「可変」と聞くとビグ・ザムの対極にあるように思えますが、実は直系の機体なのです。

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円盤のような本体に2基の脚部を搭載した姿は、人間型を逸脱して特定機能に特化したMAの開発コンセプトに準じています。ちなみに公国軍のMAは腕付きの方が多いのですが、ビグ・ザムはジャブロー侵攻を考慮したために脚付きとなりました。

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一方、火星に逃れた公国軍残党(火星独立ジオン軍/オールズモビル)が地上用に再設計した機体もあります。OMAX-01 グランザムです。
ビグ・ザムの胴体にホバーユニットを接続した陸戦機ですが、開発の遅れから実用化は見送られた模様です。

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ただし火力は圧倒的で、主兵装のハイ・メガ・キャノンはまさにMA級。さらにメガ・ブースターと合体すると機動性も飛躍的に向上するため、移動砲台や自走砲としての運用法が考えられたといいます。
劇中では「ジャムルの3D」の機体が有名ですね。

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第43号ではビグ・ザムの系譜に連なる機体をいくつか解説しています。
たとえばAMA-X1 ジャムル・フィン。本来はビグ・ザムの系統となる大型MAでしたが、即戦力を求められて急造の頭部と脚部が設置されたといういわくつきの機体です。

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