一方、サイコ・ガンダムの量産化を目指して、ティターンズの要請を受けたAE社が開発したのがMRX-011 量産型サイコ・ガンダム。全身に大出力ビーム兵器を装備しながら、頭頂高は27.2mに抑えています。その戦闘能力は第四世代MSに匹敵したようです。

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ところでムラサメ研究所にガンダムMk-IIを提供したティターンズですが、自らもニュータイプ専用機を開発。
AE社から入手したMSF-007 ガンダムMk-IIIに、サイコミュ研究から派生した技術、準サイコミュを搭載したORX-012/MSF-008 ガンダムMk-IVを完成させました。

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アレックスの発展機の開発は、当初、オーガスタ研究所が行っていました。しかしムラサメ研究所に計画が引き継がれ、サイコミュ技術を導入。こうして試験的に完成したのがRX-78NT-X/MRX-003 ネティクスと呼ばれる機体でした。

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まずはサイコ・ガンダムに至る系譜ですが、これには複数の機体が関係します。
ベースとなったのは公国軍最後のMSジオング(パーフェクト・ジオングも含む)。一年戦争後に公国軍のニュータイプ研究資料を連邦軍が接収。ニュータイプ専用機の開発に着手しました。

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最後の力で機首を高く振り上げたゼーゴックは、次の瞬間、眼下に広がる海面にダイブ。ホルバインもろとも海中に没し、二度と浮かんでは来なかったのでした。

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作戦宙域に到着したヨーツンヘイムはゼーゴック投下準備を開始。すると護衛についていたヅダが正体不明機の接近を感知。続いてヨーツンヘイムに艦砲が放たれました。事態を予測していた連邦軍がワナを張っていたのです。

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ちなみにサイコ・ガンダムMk-IIは、ミノフスキー・クラフトそのものをシールドに移設。空いたスペースにビーム砲を搭載しています。ただしシールドに組み込めるほど装置を小さくするのは難しく、最終的に完成させたのは大破した機体を修理したネオ・ジオンでした。

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ビグ・ザムに対峙したシンが恐怖の叫びをあげるシーンがありましたが、はじめてサイコ・ガンダムと遭遇したパイロットも同じ心境だったと思います。

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サイコ・ガンダムの設計はジオングを参考にしたと言われますが、指部ビーム砲の構造はまさにジオングが継承されたものですね。ただしサイコ・ガンダムの方がサイズは大きいです。反面、有線式とはいきませんでしたが。

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全高40mのサイコ・ガンダムだけに拡散メガ粒子砲の砲口も大きく、フォウと比較するとその大きさが実感できます。これほどの大型火器がボディ中央に縦配置されているのです。

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オーガスタ研からムラサメ研究所に引き継がれて完成したRX-78NT-X/MRX-003 ネティクスとか、AE社のデータを元にティターンズが開発したORX-012/MSF-008 ガンダムMk-IVとか。

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とくにサイコ・ガンダム開発前後の系列機や影響を受けた機体は多種多様なので、このあたりを確認するだけでも面白いと思います。
たとえばプロトタイプ・サイコ・ガンダムや量産型サイコ・ガンダムは当然扱っているとして……。

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『ガンダム・モビルスーツ・バイブル』第35号は1/21(火)発売!
セイラが無断で持ち出したガンダムを襲撃するザクIIJ型を圧倒的な力で叩き伏せたガンキャノンが目印です!!

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装備換装によって支援砲撃能力を付与した機体もありました。ジェスタ・キャノンがその代表例。またギラ・ズールやギラ・ドーガも重装バックパックと追加装備で支援砲撃能力を獲得しています。

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変則的なタイプとしては多連装ミサイル・ポッドを装備した機体もあります。同時発射による瞬間最大火力に秀でる一方、ミノフスキー粒子散布環境下での誘導性能に難があり、主流にはなりませんでした。ただしオプション兵装としては多用されています。

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次に支援型MSの主兵装を見てみます。
最初期に使われたのがキャノン砲、いわゆる実体弾砲やロケット砲です。実体弾ならではの弾種の豊富さ、命中時の威力、ジェネレーター出力に左右されない安定性などから、一年戦争時の支援型MSで多用されました。

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続いてはRX-77D 量産型ガンキャノン。
一年戦争末期に開発され、コストダウンを視野に入れた生産性の向上が主な開発コンセプト。そのコンセプトに応じた改良と仕様変更が加えられた結果、このような機体になりました。

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まずはRX-77-1A ガンキャノンA。
連邦軍の二足歩行型試作ロボットRXM-1の発展型がRX-77-1で、その派生タイプがRX-77-1Aとされています。いわば「1仕様のAタイプ」といったところ。とはいえBタイプ以降が建造されたかどうかは不明です。

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基本的には支援砲撃に使うものですが、時には至近距離で用いるケースもありました。うかつに接近したリックドムに対して、ほぼゼロ距離射撃を放ったのが好例。威力はしわずもがな、ですね。

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さらに余談ですが、この戦闘の後、アムロは増長。公国軍偵察基地を迂回しようとするブライトの命令を無視してガンタンクで出撃したものの、それがランバ・ラル隊を呼び寄せるきっかけになってしまいました。

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