雪女(ゆきおんな)73枚目

きょうはふわふわの雪がファ~ファファ~ンと降りました。
これからまた降りそうな感じでもあります。

グンと寒さが増しましたね。
雪女の出番です。

お風邪など召されませぬよう、ごきげんよう(ラップ)

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えんげる 73枚目
西洋にいるという天狗で、正直な者に仇をなし、ひとに災いをもたらすらしいよ。

きょうは怪異・妖怪をお好きな俳優の高橋一生さんの話題でもちきりでした。

素晴らしいこちらの御本もご高覧頂ければ充実の怪異ライフをおくれること間違いナシですよ。

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狸火(たぬきび)72枚目
狸が点けたりしてみせるという怪火。
高い位置に見えたり、いくつか並んで見えたらしいよ。

あと1週間で今年もおしまい。
よく生きてましたね、ありがとう。

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マコ(魚 ╋ 摩)鮕 71枚目
『魚へん』と『井原西鶴・西鶴諸国咄』を調べたけれど、マコの『マ』を見つけることができませんでした。
御本によりますと、マコのコは鮕です。

礼儀正しくやさしくて、ひとのこころを察するとっても親切な二匹のマコさんがいるらしいよ

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赤いお月様 67枚目
赤いお月様のようなまるくてふしぎな光。

昨夜は私が唯一甘えた在りし日の恩師のお姿をついったで目にし、心臓がとまりそうでした。
幼心に見た師の舞踏はむき出しのキズついた魂そのものを見るようで恐怖を感じたものです。

師は私の中のえいえんの光

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仙(せん)63枚目
翅(つばさ)を持つごく小さな人間で、一寸くらいの大きさで、仙人のような存在らしいよ。

前回、御本の説明と違って昆虫のすがたを描いてしまいました。それが気になってたので、人間のすがたに描き直しました。

できるかぎり御本に忠実に

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ごはんを少ししか食べない嫁 64枚目

一見、額にクチがあるように見えますがこれは頭のテッペンにクチがあるんです。頭のテッペンなんですったら!

だからどうか、怒っちゃわないでください。

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仙(せん)63枚目
翅(つばさ)を持つごく小さな人間で、一寸くらいのおおきさで、仙人のような存在らしいよ。

なんということでしょう?
人間というより昆虫さんみたいに描いてますね。

そんな日もある、愚かだもん。

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蛇の鱗(へびのこけら)62枚目
身体や手を洗わずに汚くしてると「こけらが生えて蛇に連れて行かれる」といわれていた。「こけら」とは鱗のこと。

妖怪なんかのことをえーとえーとと考えてきたヒトたちのことがわかる《列伝体 妖怪学前史》もまだ熟読できてないっす。

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金牛・銀牛(きんべっこ・ぎんべっこ)61枚目
山のなかに眠っている金や銀の精。

とはいうものの金も銀も見当たらない絵でございます。
金銀をみなさんがどのように描いておられるのかワカラナイし、
また、わかったところで描く技量もないのでありましたマル

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豆腐小僧 59枚目
笠をかぶり、買って来た豆腐をお盆などにのせて歩いて行くすがたをした妖怪。

木の陰からちょこっと小馬鹿にしながら豆腐小僧のすがたを遠目に眺めるへんげ動物たちですね、ね。

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箕借婆 58枚目
2021年12月8日の本日は《事八日》です。
御本を読むとさまざまな怪異なモノたちがあらわれますが、他数種の怪異が事日を狙い打ちしてあふれ出てきます。
ギッシリと描きたいところですが、いかんせん技術と根気が見つからない。

お針の御供養もしなければ。

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本物のお化け 56枚目
お化け屋敷のなかに、本物がまぎれ込んでいたりするらしいよ。

怖がりなのでお化け屋敷の類には一切行ったことがありませんが、人づてにところどころにコンニャクがぶら下げてあると聞いたことがあります。

コンニャクは本物だとおもう

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西風の魔神 54枚目

風に手脚は必要ないだろう?
では魔神には?

などと考えていたら、文字通り手も足も出ない状態に陥り、急ぎ働きのやっつけ仕事で手と脚を追加してしまったことがカナシく思われて仕方がない、本日の後悔先に立っても描いてもたお絵描きです。

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夜泣石 51枚目
江戸の切支丹屋敷にあった石。
夜な夜な泣き声を発したらしいよ。

きょうはごろごろさまの怒声を聴いた
冬の雷はなぜだかちっともこわくない
雨のあとは真冬並みの寒さだとか、
並みとかにならんくていいのに

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大乙鳥(おおつばめ) 47枚目
山に住む大場三郎豊秋に食物を届けていたという、燕のような大きな鳥。源 頼朝が浅間で巻狩をしたときも、この鳥が丁寧に挨拶をしに来たらしいよ。

明日からはまたいちばんと寒くなるそうです。
皆様もどうかあったかくしててくださいね。

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外法(げほう)43枚目
呪術に用いられる人間の髑髏で、かたちの大きいものほど効力があるといわれているらしいよ。
巫女が使っていた外法が逃げ出したというお話が御本には詳しくのっていますのでぜひ御一読くださいね。

人間やってくのも外法やってくのもなかなかに悩ましい

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『七星の鏡』41枚目
北斗七星の力を持っているふしぎな鏡で盗もうとした岩倉雲鷲・犬上虎岩に対し、へんげをみせて追い返す。

真ん中のは浦島太郎がオトヒメサマにもらった玉手箱です。

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太古のむかしに存在していた、と二〇世紀初期に考えられていた人々。

トゲトゲなよのなか、知らないうちにひとつずつカラフルなものがスッと消されていくようで絵のなかに明るさを求めてしまっているのかしらん。

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一つ目小僧は「目の数が多いもの」を怖がったり、茱萸(ぐみ)の木の枝を燃やしたにおいを嫌うらしいよ。

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