軽妙なスタートを切った『ZZ』ですが、リィナとの離別や大切な仲間との別れを経て、重厚なエンディングを迎えることとなりました。最終話、リィナとの再会シーンはいろいろとあった『ZZ』を締めくくるに相応しいシーンだと思います。

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ヤザンに言いくるめられてZガンダムを盗み出そうとするジュドーですが、途中、精神にダメージを追ったカミーユと遭遇。彼と交感したことでエゥーゴに協力するようになつりました。もっとも当初は「まともな食事にありつける」という理由からでしたが。

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続いてはZZガンダムの管制中枢となるネオ・コア・ファイター。RX-78-2 ガンダムのコア・ファイターがカクカクしていたのに比べると、かなり航空機らしいフォルムをしています。

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今回、ピンナップのモチーフとなったのは本編第11話「始動! ダブル・ゼータ」。言わずと知れたZZガンダムの初登場回であり、Zガンダムとの新旧主役メカの交代劇があった界でもあります。

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致命傷を負いながらもグフ・カスタムが放った3連装ガトリングは、建物の物陰に潜んでいた量産型ガンタンクを捉えていました。
自らの命と引き換えに、ノリスはアイナの希望(ケルゲレンの脱出する機会を作る)を叶えてやったのです。

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相手の攻撃を誘うかのようにEz8の前に飛び出したグフ・カスタム。対するシローはビーム・サーベルを一閃させ、刃がグフ・カスタムの胴体に食い込みます。
しかしこの瞬間、ノリスは雄たけびを上げていました。
「勝ったぞ!!」

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(ミケルに言わせるとキレた状態の)シローは機能不全に陥ったEz8の左腕を引きちぎると、それを武器にグフ・カスタムを襲撃!
「俺は生きる! 生きて、アイナと添い遂げる!!」との宣言にさすがのノリスも意表をつかれ、手痛い一撃をもらってしまっています。

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崩壊した高架を押し返し、Ez8の前に倒してみせたのです。
そして、あまりの光景に動くことのできないシローの前に、グフ・カスタムが姿を現すことになります。

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なぜかギニアスだけは杯に口をつけず、不敵な笑みを浮かべていたのでした。
「よく、味わってくれたまえ」

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最終点検ルーチンが完了し、アプサラスIIIの完成が宣言されたのです。
居並ぶ関係者に対してギニアスは杯を振る舞い、労をねぎらいます。「長い長い道のりであった。感謝する」。
この言葉に応じて、関係者は全員盃を干したのですが……。

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それでは、データをまとめますので
ちょっとだけお待ちください!

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ピラミッドビルの頂上に陣取ったノリスは冷静に戦場を俯瞰し、攻撃目標(量産型ガンタンク×3)の位置を確認。
一方、ビルからやや離れた場所にいたカレン機がビーム・ライフルでの狙撃を試みますが……。

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一方、ノリスを送り出すアイナもある決意を固めていました。ノリスが自分の願いに殉じようというのなら、自分もただ座して待つのではなく動かなければならない。
「もしノリスに何かあったら、私が殺したんだ……そのときは、ひとりでは逝かせない!」

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決意を胸にゲートに向かうノリスと、彼に歩調をあわせて付き従うグフ・カスタム。静かながらも底流に力強さを秘めた、個人的に名場面だと思っているところです。

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アイナから「親」と呼ばれたノリスは、ついにある決心をしました。
アイナが望むケルゲレンの脱出を実現させるため、友軍脱出ルートを確保するため、単身、鉱山都市に向かおうというのです。それが、友軍との合流ができないことを知ったうえでの行動だとしても……

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突然の言葉に驚くアイナに、「自分とて木の股から生まれてきたわけではない」と弁解するノリス。
一方のアイナは、ノリスのことを知らな過ぎたことをあたらめて思い知ったのでした。
「私、親代わりのノリスのこと、何も知らない」

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これまでギニアス、アイナ兄妹の成長を見守ってきたノリスだけに、兄の妄執を振り切って兵たちを助けようとするアイナの姿には、「強くなられた」と驚かされたようです。
また彼女の胸中の想いを知っているノリスは「恋のせいですかな」とも告げています。

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