「ねえこめ、早く春になるといいよね。あったかいおひさまと、ふかふかの草と、花の匂いが恋しいな」
「なあに、きっとすぐだ。春が来たら一緒に昼寝をしような」
「本当に?ねえこめ、こめ、約束だよ!」

春を夢見るむぎとこめ。

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「むぎ、牙を見せてくれ」
「いいよお」
「鋭いな」
「狐だもん」
「こんなに鋭いのに、一度もわたしを傷つけたことがないんだな。すごいな」
「えへへ、どうしたの?」
「わたしはお前の牙が好きだ。もしも食べられるなら、お前がいいよ。わたしの体に刺さるならお前の牙がいい」

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青い羽を拾ったんだ
幸福の青い羽
大好きなきみにあげようと思って
いつもの道を行くうちに
何故だろうね 夏でもないのに
蛍が 蛍が。
そんな夢を見たよって伝えたら、きみはいつものしかめっ面で「夢では私に会えなかったのか」と聞いて、僕が頷くのを見てから笑った。

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「ねえ、こめー、あーそぼ!」
「むぎ!お前は!いつもいつも元気だなあ?!いいぞ!ほら、こい!」
「あははは、こめ、変な動き!」
「お前こそぴょんぴょん飛んだりいきなり走ったり忙しいな!」
「あははは」
「ふふふふ!」

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ほっこりふっくら むぎとこめ

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今月のシールイベントに出すべくグッズとして蔵書票イメージでシールつくるべと思って描いてる。これはむぎこめ。

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きつねの「むぎ」と、にわとりの「こめ」はなかよし。
「ねえ、こめ。ぼく、こめのことたべちゃいたいくらい、だいすき!」
「ほんとにたべちゃ、だめだぞ」
「しっぽのさきっぽだけ、だめ?」
「ぜったい、だめ」
むぎとこめは、ほおをよせて、わらいあいました。

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「うふふ、ぽかぽかあったかくていいね」
「おひさまってのはあったかいな」
「草も土もいい匂い!隣にはこめもいるし、ぼくとっても幸せ!」
「お前の幸せは安いんだなあ」
「そんなことないよ、大好きな相手が横にいるのって、すごーいこと!」
「こんなしかめっつらでも?」
「うん!」

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「可愛いね~、これが大きくなったら鶏になるんだね、すごいね~」
「食うなよ」
「食べないよ~うふふ。…この子はこめのこども?」
「あほか。違う。わたしのとこの群れの子だ」
「こめの子見たいな~、きっとこめみたいにふわふわで美味しそうでかわいい子なんだろうな~」

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少し前に、とある方のリクエストで描いたラクガキ✨
おふくぎつねとむぎ。
おふくがでかいのか、むぎが小さいのか…ww
ちなみにフライドチキンは全部おふくが美味しくいただきました(*´ω`)
実はむぎは、鶏肉を食べたことがありません。

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まぶたのうらで ひかるのは
そこにいずとも かおるのは
ものおもわずとも おもうのは

ただただ

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むぎとこめとどーなっつ✨

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「何よっ!あたしがお嫁さんじゃ不満だって言うの?!」
「えっ、ええ~、そ、そうは言ってないでしょ…、だから、ぼく、そういうのまだ全然考えられないし…」
「うそ!体は小さいけど大人でしょ!あたしと同じ年生まれだって言ってたじゃない!あたし!鳥獲るの上手いわよ?!」
「ひ~」

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「Z~Z~~」
(よし、ぐっすり寝てるな?今なら…)
(??このにおいは、こめ?どうしたんだろ?ぼくの耳?さわってる?)
「ふかふかだ~」
(あっ?こめがぼくの耳をモフモフしてる??)
 むぎのふかふか毛皮を実は気に入っているこめと、寝たふりをし続けてあげるむぎ。

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「ねっ、ぼく、運ぶの上手いでしょ?」
「痛くはないけど!ずっと牙が当たってる!」
「しょうがないでしょ、奥歯で掴んでるんだから、牙くらい当たるよ」
「咬むなよ!」
「咬まない~」
「うおっ!!」
「ん~?」
「舐めるのも禁止だっ!」
「こめ、美味しい味」
「NO!!」

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ふくわんさん宅の、むぎこめペア。
ちょっと時間があったので着色してみました。

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そばとむぎ。
「げはは!おい、こぎつね!口を大きく開けてみろォ!」
「えっ、えぇ~?こう…?」
「げははは!なんと小さな口!なんと弱そうな牙なのだ!そんなんで獲物がとれるのか?吾輩の口と牙を見よ!」
「うるさいなぁ、そばってば何の用なのさ!今日はこめはいないからね!」#むぎこめ

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