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「随分な言い方ですね【狂人】様…そこまで毛嫌いされなくてもよろしいでしょう」
ジェーンの後から一人の男性が入ってくる
「うるせぇ、アルゴス絡みじゃなけりゃ貴様らと関わりたくないんだよこっちは」
嫌悪感を見せるジェーン
隠そうともしない
「やれやれ…【狂人】様は気難しい方ですね」
「…で、久々に会ったのが今回の騒動となった訳か」
「そういうことです…」
グレイソンの答えに肯定を示すミリア
「親しかった人がテロリストになってたなんて…つらいですよね」
「…今でも先輩達がアルゴス同盟に加担したのが信じられません」
「ふむ…ん…? 待ってください『先輩達』ですか?」
「じゃあ、ルクレツァさんはどうなるんです?」
ラリーがルクレツァの処遇を聞く
アルゴス同盟の本拠地に何かしらの暗号通信が送られていた件である
「私も何故ああなったのか解らないんです…」
嘘は言っていない
だが、原因の説明にはならない
幸いEXMが中破した事もあり暫くは司令部勤務となる
容疑のかかった二人に突き付けられたモノ
ミリアはアルゴス同盟のリーダー格の一人、レオンとの親密な関係について
ルクレツァはリーダーのエアリスとの繋がりとアルゴス同盟本拠地への通信について
詳しく調べ双方に容疑こそあれどスパイ確定までには至らないとして監視対象となる形となった
ミリア=ヴェルデ(地球連合)
◆スパイ候補理由
士官学校時代、アルゴス同盟軍のリーダーの一人であるレオン=エルドリッジと交友関係(恋人)がある事が発覚
消息不明後も幾度か連絡を行っていた事も確認されておりアルゴス同盟軍による武装蜂起を支援していた可能性があるとしてスパイ容疑が掛けられる
「随分と早いな…」
先程まで話し合っていたローレンツとグレイソンもカイ達の方を向く
「ダソスでの戦いにより発覚したアルゴス同盟のスパイの存在を知った各陣営の軍上層部は、これまでの皆さんの行動や経歴を元に情報の開示を含め容疑者を絞りました」
「そうきたか…」
スパイは司令部内にいる
「おや、カイさん…後ろに控えている方々は一体…?」
トビアスが疑問を投げ掛ける
「皆さん、動かないで下さい…軍上層部からの命令によりスパイ容疑がある人物の捕縛命令が下されました」
「え…?」
カイから告げられた言葉に司令部にいた面々がざわつく
先のアルゴス同盟のスパイの件であろう
連合、バイロン、それと外部協力のマクシオンが【アルゴス】へ集結して制圧に踏み込もうとしている
無論我等が有志連合もこの作戦に参加する予定なのだが…
「何でこんな事になっちまうのかなぁ…」
頭をかきむしるグレイソン
「全く…コロニーを解放したってのに、奴さん達とんでもない置き土産を置いていってくれたな」
言い終わって早々司令部の席に座り愚痴を漏らすグレイソン
ダソスの解放によりアルゴス同盟は勢いを失い各地で敗走が続出しているらしく
少数を除き、大部分の戦力がコロニー【アルゴス】に集結している
何も言及せず、何も付与せず、何も批難せず、有志連合の指揮官として有志達に指示を出し報酬の支払いを適切に行い終わらせる
しかし、司令部の空気は重苦しく言葉こそないが剣呑としたモノが埋め尽くされていた
【有志連合の中にアルゴス同盟の人間がいる】
この言葉が有志達の心をざわめかせていた
数時間後、後詰めの部隊にコロニーの後始末を任せ有志一行は司令部のある拠点へと戻る
「えー諸君、アルゴス同盟によって占拠された農業コロニー【ダソス】の解放は達成された❗君達の活躍あっての成果だ❗報酬を含め次の作戦の指示があるまで休息を取るように…以上❗」
グレイソンが指示を出す https://t.co/ThOVbwmTVi
『あの人達が私達を救ってくれなかったら…今頃、炎の中で果てていた…』
「あの人達…?」
『レオンよ…レオンが私達を救ってくれた…』
「っ⁉️」
レオン
レオン=エルドリッジ
アルゴス同盟のリーダーの一人の事だろう
『敵である筈の私達に手を差し伸べてくれた彼にどれだけ救われたかしらね…』
「ポーの一族 青のパンドラ」
ア、アランがなんだかとんでもない事に
と思ったらさらにさらに
何やらメタモルフォーゼが止まらないんですが!?( ゜Д゜;)
キングポーの若かりし頃と
一族の始まりがわかりとっても興味深い巻でした
しかしアルゴスは邪魔だな・・・
#30MM
#引用RT15回以上で敵リーダー機撃破
【トビアス】
農業系スペースコロニー【ダソス】を占領するアルゴス同盟のリーダー機が現れました
敵はステルス能力と強力なレールガンを装備しているようですので最大の一撃を貰わないよう御注意ください
何か罠があるかもしれません
油断しないで下さい❗ https://t.co/rfReQQFHUO
ーーガサン
重量のある物体が地面に接着する
「EXMの音…?」
音の感じからアルゴス同盟のEXMと考えるジェーン
ーーーキュイイイイィィン
何かが回転する音
悲鳴にも似た音がどんどん大きくなっていく
「この音…もしや…」
ーーシイイィイイイイン❗
熱が、電子が弾ける音が響く
「では問おうミリア=ヴェルデ少佐…アルゴス同盟というかの反乱軍は、我々有志連合の通信網を平然とジャック出来る程の機密能力なのかね?」
狙いをミリアに変える
「少なくとも我々が使用する回線は、特殊な通信回線を用いて使用されておりますので…」
「漏洩する事はあり得ないと?」
「…はい」