二年後も、十年後も
百年後もずっと

あなたの隣に
いられますように

2 19

いつか私が、絵を描かなくても
生きられるようになったなら

きっと、それは
呼吸をすることが少し
楽になったっていうことだろう

2 14

いつか見た夢の景色

幼い頃のあなたと
手を繋いで歩いた道

車窓から感じる風に
なんだか手が届く気がした

まだ遠い春さえも

5 32

「屋上から」は中学生で、「余命」は高校生で、「二年後の遥へ」は小学生〜22才で、「曲がり角の向こうで」は24才でした

1 17

あなたがくれた
あの日々が

私に勇気を
与えてくれる


1 22

「かすみ」

私がいなくなっても
あなたが笑顔で
いられるような

そんな魔法を
残したくて
今日も生きていく

4 22



この世界に
あなたがいるから

きっと私も
生きようと思った

2 23

「昔の通学路」

母はどんな気持ちで
幼ない私の手を
握ってくれてたのだろう

父はどんな思いで
私のことを見守ってくれて
いたのだろうか



7 26

「誕生」

今日まで生きてくれた
あなたに

両手いっぱいの
花束を

2 15

冬の寒さにたえられず
つぼみのまま、地面に
落ちてしまったとしても

あなたがここに
存在していた事実が

私に生きる力を
与えてくれるのです

4 19

「しおり」

どんなに自分が嫌いでも
信じられなくても、憎くても
生きていかないと

自分で選んだのではなく
もらった命なのだから

繋いでくれた命なのだから

5 24



時間が進むことで
出会えなくなる人もいれば

新しく出会える人もいる

今の私には
どちらが大切かなんて
選べないよ

1 22

あの花がひらいた

…今年も秋がきた。

2 26

「Beautiful life20」

もう少しだけ
いっしょにいたかったな

きっともう

同じ日はめぐっては
こないけれど


1 20

"もう夏も終わりか…"って
君がつぶやいた

ひとつだけ持ってきた
カバンには

時計を持ってくるのを
忘れてしまったらしい

だから、もう少しこのまま
夏の影にもたれていたいよ

1 17

「遥の盆休み」

来年もまた
きっと会いにくるから

それまで元気で
いてください


1 11

「遥の金魚花火」

あの日の約束を
今もあなたは

覚えてくれていますか


1 13



今年もいっしょに
花火をみれたらいいね

1 15

いつかのバスに乗って
夏の香りが顔に触れたら

幼い頃の君が横で
笑ってくれる

…今も時々
そんな夢を見るのです



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