金霊の男。夢を持つ若者や様々なビジネスが集中しているためか若々しくエネルギーに溢れていている。
多くの成功者がいるのも事実だが、その陰で泡のように軽い誘い文句を信じて痛い目を見た者も少なくない。
彼は弾ける黄金時代の再来を夢見ている。

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 河童のイトイ カワセミの兄

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 河童のカワセミ 兄を探して

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雪女の小梅 廃旅館の若女将

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【さいたま市】黒塚の鬼婆の娘
鬼の血を引いているので当然怪力だが、暴れるのも怒るのさえ面倒ゆえ大抵のことには無反応。本当にごく稀に暴れる。鬼らしくない奴と言われているがそれすらどうでもいいと思っている。遠いところに親戚がいるとかいないとか。
くわいが好き。

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 以津真天
「いつまで、いつまで」と鳴く巨大な怪鳥。
放置された死体の近くに現れるともされる。

孤独に死んだ者や孤独な人に寄り添う心優しい娘。

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【都道府県】 滋賀 鉄鼠の百面相
ある時は尼、ある時は甲賀の忍、ある時は…
1匹では如何しようも無い、力なき白鼠だが、大群となれば人に成る。
本来は頼豪という男の怨念が鼠となったものだが、いつからか叶えられぬ願いを持つ者や、人に怨みを持つ者の前に現れるようになった。

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【都道府県】宮城
賢淵の蜘蛛の絡繰お姉さん。
淵に住み、大木を引き倒すほどの力を持ち、糸をくくりつけては人を淵に引きずり込むという。
賢い男が大好物。

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 テケテケ 噂をするとやってくる、雪国の女子高生。
都市伝説の内容とは裏腹に穏やかな性格で、人を襲うようなことはしない。物探しが得意だったと言うが、自分の足は最後まで見つけることができなかったという。

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 枕返し 夜な夜な枕をひっくり返すなどして何かを訴えかけてくる。 彼女は名をゆめこと名乗り、不満があるとシーツから浮かび上がってくる。若い男の部屋に住んでいるようだ。

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【川越市】ヤナ 
かつて存在した川越城を守っていたとされる妖怪。
彼は城に危機が迫れば霧を生み出し城を守ったという。霧に覆い隠されるため、川越城は霧隠城とも呼ばれていたそう。城のかつての姿が失われた今でも彼は川越が栄える限りどこかに身を潜めて生きている。実は忍者だ。

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 春きたる北海道 北海道くんは季節で姿が違うかも。

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 鎌鼬と雷獣
血の繋がらない3兄弟。長男はフェレット、次男はイイズナ、3男はテン。3男の正体はある街を困らせていた雷獣。転ばせ切りつけることしかできなかった二匹が雷獣に薬を塗るという役割を与えたところ、雷獣は次第に性格が丸くなり、三匹は見事鎌鼬になることができた。

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【日高市】オクポ 大木に住み、夕暮れ時おかしな声で鳴くらしい。彼岸花の開花時期とともに毛深くなる。牧場にいる子豚を可愛がっている。

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コロポックルの双子
小人族の生まれながら人間ほどに大きく育った兄は無実の罪で遠い監獄に閉じ込められていた。彼を解放するため妹は小さな体で一人とおいとおい監獄を訪れ彼を解放した。脱獄囚となった兄とともに今も逃亡を続けている。

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大煙管と煙々羅
大煙管は煙管の中に住む煙々羅のために火と煙草を絶やさずにいる。煙にできるのは宙を舞い視界を遮ることだけなのに、それでも愛すのは独り身の寂しさからだろう。だがいつか別れはやってくる、どうしてか、煙のせいか、君のせいか、目に沁みて涙が出てしまいそうだ。

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赤頭の男 頭は夜明けの陽の如く赤く輝いており、その眩しさから誰も彼の顔を見たことがないという。新しい物好きで、他所の長所をすすんで取り入れようとするなど柔軟な一面もある。なかなかの酒豪、そしてとにかく声が大きい。

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【都道府県】福井 
八尾比丘尼のお姉さん 人魚の肉を食べたところ、自分が人魚のようになってしまった。一人で満足に出歩くこともできないため、尼として人に尽くしながら永い時を過ごしていた。パートナーとなる蟹坊主のエチゼンに出会ってからは明るく生きている。

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 アメノウズメ 岩戸へ隠れてしまった天照を外へ引きずり出す為に岩戸の前で踊った女神。不思議な踊りで神々の笑いを誘い場を大いに盛り上げた最古の踊り子。だがナマコが嫌い。

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