永遠に続く

水中の

泡を伝って

首筋に残る

熱と幻の

残夏の記憶

佐伯沙弥香は見つめたい。XXXXX



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佐伯沙弥香は見つめたい。XXXXVII





「沙弥香はクリスマスプレゼント、何が欲しい?」
「私?…私は…」
「なになに?」
「もう。なんだっていいでしょう。

ほら、燈子。月が綺麗よ。」

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