【高杉】5日間攘夷派の連中で『けいたいでんわ』をいじってきたが、今日晴明に返さないといけねえらしい。また使える時があったら、藩のこととか京のこと教えてやる。じゃあな。

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【高杉】いるのか、そんな女。俺は面白い女が好きだ。従順より、言い返してくるくらい気が強え方が好みだ。その方が一緒にいて飽きねえだろ? 人生にも恋にも刺激が必要だからな。

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【桂】俺はそうだな、頭の良い女が好みだ。この国だけでなく、異国の書物も読むような見識の広い女は、女としてだけでなく人間として興味深い。

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【以蔵】龍馬はそういうところあるよな。俺は……うるさくない女がいい。うるさいと、疲れる。

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【坂本】どんなおなごが好き…か。特にこういうおなごだと好きになるっちゅうもんはないのー。好きになったおなごが好きじゃ!

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【高杉】よお、高杉だ。聞きてえことがまとまったみてえだな。『どんな女性が好き?』か。んじゃ休憩がてら、ほかの奴らに聞いてみるか。

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【龍馬】おはよー。今日はみんなで一日秘密の場所で会合をしちゅう。そこで昨日聞てほしいことを聞くき、待っちょってね!

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【龍馬】さっき聞いたのは、明日会合のあと、みんなに聞くき。楽しみにしよってね!
俺も明日が楽しみじゃ。

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【龍馬】さっきの高杉さんの写真良かったじゃろ?
みんなに伝えようと思って京の街を見ると、いつもと違って見えるから不思議じゃ。
このけいたいでんわや写真機をみんなが持ってる時代が来たら面白いのー。

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【龍馬】高杉さん、罰を受ける前に逃げたのか!さすがじゃのー。
桂さんもいつも巻き込まれて大変そうなのに、いざとなると高杉さんの味方になる。あの二人の信頼関係は不思議だなあといつも見ちゅう。

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【桂】今、散歩をしている坂本君に会ってこのけいたいでんわを借りた。
昨日聞いた晋作への罰だが、今朝やらせようと部屋へ行ったら、既にいなくなっていた。晋作は勘が鋭いのを忘れていた。
もし見かけたら捕まえておいてくれ。

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【桂】もうすっかり日も暮れたな。坂本君がこのけいたいでんわを欲しがっているので渡そうと思う。どのような報告をするのか、楽しみにしていてくれ。

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【桂】まったく、今日のわんこそば大会といい…晋作の行動には本当にいつも驚かされる。これでは藩士たちに示しがつかない。どうしたものか…。

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【桂】(妙に騒がしいな…この部屋か)
【高杉】「くっそ!ぜってえ負けねえ、もう1杯!」
【龍馬】「俺もじゃ!」
【桂】「っ、やめーい!!お前ら何をやっている」
【高杉】「決着がつく前にバレたか…」
【龍馬】「はは、怒られたぜよー」
【桂】(……まったく) 

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【桂】今日は朝から晋作が藩邸の台所あたりでうろうろしている。何か良からぬことを企んでいる予感がする……気になるな。 

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【桂】無事に届いているようだな。
今日は藩の秘密に触れない程度に、このからくりめいた板で色々書こうと思う。

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【以蔵】今、長州藩邸で龍馬の用事が終わりました。「今度こそ俺の番じゃ」とこの『けいたいでんわ』を龍馬が欲しがっていますが、渡すと面倒そうなので、桂さんに渡そうと思います。
桂さんは明日、何を書くんでしょうか。 

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【以蔵】今、昼餉をすませました。さっき昼餉の時、龍馬に「午後は暇か?」と聞かれたので、どこかへ連れて行かれる予感がしています。

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【以蔵】今、土佐藩邸にきました。これからここの道場で更に剣術の稽古をします。

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【以蔵】はじめまして、岡田です。今朝長州藩邸で朝稽古をさせてもらってたら、高杉さんから、この『けいたいでんわ』というものを「面白えから」と押し付けられました。
仕方がないので、今日はこれで色々報告しようと思います。

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