遅くなってしまった。壁際で視線を彷徨わせては俯く。覆面を介さない景色が、正装をした人々が、煌びやかで目に眩しい。
一人で居るのではない、望まれて踊る、舞台に立つ、のだから、顔を隠しているのは憚られて。
仕立屋の夫人は、お似合いです、と笑ってくれた。

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仕立て屋にて礼装にお着替え
→-500G



大きな花束を抱えてウロウロしていると声を掛けられてお祝いだよってもらったよ❀(*´▽`*)❀

名声:116
報奨金:11,600G

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背景は無視してください

「いやぁ、まあそうだろうとは薄々思ってたけどねぇ〜」
会場の隅で、ワイン片手に冒険者達を見る。
体格が良く、案の定仕立て屋で男性に間違えられた。勿論相手はプロなので途中で気づいたが、「似合うから」と男物の礼装を着ることになった。

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「うわ、すごい人。村じゃ、お祭りとは言っても流石にこんなには居なかったからなぁ」
着飾ったたくさんの人と普段見れないお城の広間の装飾の数々に目をキラキラさせながら見入ってる。

「あ、あっちに知り合いが固まってますね」
礼服で走る訳にもいかず歩いて行く

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