住職のお供で檀家さんへ。
いやぁこれがまた優秀な子でなぁ!なんて褒められてる15歳じまちゃん。
教えてくれるみんなが優しくて優秀なんだよって言いたい。

ま、法話を語るにはまだ経験が足らんなぁ

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【法話補足】檀家高校生が「住職。老人ホームの職員が老人を虐待する話、昨今多いよね。僕の爺も入所を。そこの便所で『こんな安月給、まともに仕事など出来るか。適当にやっとけばいいんだよ』の職員達の会話が耳に。僕はその職員さん達に腹は立たなかった。僕の両親は爺を姥捨山感覚でホームに」と。

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【法話補足】会社を後継する息子さんが「非常に重荷で」と。「どの分野もそうだよ。必ず、先代と比較される。拙僧が大学を出てすぐの頃、本山の高僧が『親が70歳を過ぎたら、この世から消える事を考えとけ』と。信仰の世界でさえ、これ。営利事業後継なら70じゃ遅いよね。力を付けるしかない」と。

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【法話補足】隣の中国では『帰』という漢字を使用して、日本でいう『嫁ぐ』という意味を表現。檀家の90歳前後の婆様達が「女性は生まれた場所で死ねると思うな。嫁いだ先が本当の家じゃ」と異口同音に。子供から見れば母親は、物心付いた時から『山本(拙僧苗字)』にて。そりゃ、男性より肝も座る。

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【法話補足】20年前に他界した檀家婆様は50年前、娘を嫁がせたが、姑、小姑にいじめを受けてると聞いて、3ヶ月間、嫁ぎ先に寝泊まりを。そこの姑が「いつまでおる気や」と聞くと「娘が幸せに暮らすを見届けるまで帰らん」と。この婆様は子供に対し、過保護では。その後1度も嫁がせた家で宿泊は。

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【法話補足】檀家老人が「同窓会は面白いぞ。宿泊地で朝食の時、起きて来なかったら『死んどりゃせんか』と皆でその部屋に集まってくる。宴会中に首を落として寝ていたら、息をしてるか確かめにくる。年賀状の返信がなかったら、勝手に死んだ事にされる。あとは病気自慢に、孫自慢。そろそろ潮時」と。

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【法話補足】嫁姑問題の相談は結構に。一生を通してその問題にぶち当たるは、親の時、自分の時、子供の時、長生きすれば、孫の時と、多くて4回かな。バツを繰り返せば、もっと増えるが。姑さんの子供を、孫を盗られたの心は皆、大なり小なり。姑は過去に、嫁は現在に生きる人。これは、永遠のテーマ。

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【法話補足】檀家若者が「住職。私の婆ちゃんだが、まだ私は結婚もしてないのに、彼女に嫌味を。母さんは何も言わないのに」と。「婆ちゃんは、君が初孫だろ。『何でこんな事を私の孫にさせるか』と、いちいち気に食わないんだろうな。それに君の母親と違い、婆様は姑の世話をしてない人だもんね」と。

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【法話】50代晩婚夫婦が「新築を考えてるんですが、どう思いますか」と。「4歳の子供を育てながら、今から3千万も背負うんかい。賃貸で7万払うなら、ローンでその額を、と安易に考えとりゃせんか。固定資産税や各種修理。家の外壁塗り替えだけで100万は掛かる。この子の為にお金を貯めな」と。

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中学校教諭が「住職の今朝の法話『老人介護に意欲がなくても、人材不足ですぐ就職出来るからと不適当な人間が。そういう人達が老人虐待を』と。教諭も同じ。試験倍率が3倍まで下がったら、間違いなく教師の質が落ちる。授業なき時間は、遊び時間じゃないのに、車の中でスマホゲームして遊んどる」と。

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【法話補足】大人も昔は子供の様な純粋で好奇心溢れた心を持っていたんだが。いつ、どこに、置き忘れてきたんでしょうね。檀家の爺様が「先日、曾孫と神社へ。煙草の吸殻が落ちてるを見て『けしからん』と声を荒げると、曽孫が『鳥が咥えてきて落としたのかもよ』と。これにはビクッと。あかんね」と。

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【法話補足】歴史はそれ自体が繰り返されると。新たな人間の誕生と同時に、新たな欲もまた、誕生してくる。なりゃこそ、教育というは、非常に大事だと。戦地経験爺様が「戦争負傷兵をプーチンさんが慰問の映像が。プーチンさん、まともにその負傷兵の目を見れずに握手を。もう、こりゃ、意地だな」と。

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【法話補足】ダンサーのサムさんだが、父親はお医者さんで、親戚も医師の家庭が多いと。当然、医者の後を、と期待されていたが、どうも自分はあまり勉強が好きでは、と家を飛び出し、好きな道へ。その時、父親が「何をやってもいいが、真面目にやれ」と。いい言葉ですね。職業に優劣はないですもんな。

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【法話補足】法話読者女性が寺へ相談に。数年前から頻繁に2人の影が。どこのお参り所に行っても『悪霊祈願』と高額の布施料を。が、一向に。対し拙僧「何かご主人に2つ程、隠し事をしてませんか」と。「隠し事などない」と怒って下山を。その後に「その2つを片付けたら、影が消えました」と連絡が。

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【追伸】島田紳助さんの例え話で最も法話に使用したが、これ。「女性が結婚相手を選ぶは、競馬で馬券を買うに同じ。どれが勝ち馬か、負け馬か、わからん状況で人生を賭ける大博打に出る。オッズ(確率を示す数字)は、男性の両親(参考)、交際期間の様子、で判断するしか」と。これは、男性側も同じ。

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【法話補足】現在、76歳で他界したご主人の七日、七日の追善供養に。伺うと必ず奥様が「俺は80歳で死ぬ。お前はその2年後に追って来い、と言ってたくせに。この大嘘つきが、と涙を流して遺骨に。「寂しいから涙が出るはわかるけどさ、笑顔も出してあげなきゃ、ほんと、ご主人、悲しまれるよ」と。

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【追伸】度々拙僧法話で口の悪い婆様の話題が。それがこの婆様にて。その中でもとっておきが「文句言い、講釈言いは、動かんと相場が決まっとる。建設的な意見を含む文句なら聞くが、そうでない文句、講釈は、雑音でしかないわ。ただの文句なら、3歳の子供でも親に向かって言いよるわい」と。天晴れ。

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【法話補足】世の中には『お笑い』の仕事を馬鹿にする人が。仕事に優劣など。どの仕事も突き詰めていけばいく程、その深さが染みてくる。三谷幸喜さんが「笑いは、人にしか作れない」と。確かにそう。喜怒哀楽は、特に犬は、それを表情には出してくるが。返す返す、上島竜兵さんは惜しい事をしました。

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【法話補足】昆虫学者の梅谷献ニさんが「ゴキブリを不潔と言うが、洗わない手とそう大差ないわい。これ程に嫌うは日本人だけ。国によっては幸せを齎すとわざわざ前の家のゴキブリを連れて行く人も。ゴキブリは世界に5千種、日本には60種、家屋内に出るは10種。3億年前から存在を。先輩やど」と。

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