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#生首ディスコのドレスコード
私たちが力尽きた時に私たちの母国は消滅したのでした。と、三年後の歴史地図に嘘の記述が赤く記される。それは僕と君との後楽園ゆうえんちでの約束でしたね。さあ、握手しよう。そして、幸楽苑で期間限定のチョコレートラーメンを食べよう。
#生首ディスコのドレスコード
どんな形をまさぐっても
それはかってこの地上でものを売り買いするときなんかに使われていた文字の何れかになってしまう。
この世にオリジナルなんてもうない。
#生首ディスコのドレスコード
ドッペルゲンガーの甘い誘いを断り、俺は同じ顔の男の喉笛を噛み切った。
先程まで無関心に歩いていた奴らが振り向きざまに吐き捨てる。
「アイツ…」「あの人、」
やめ、やめてくれ…!
「あんちゃん、」
「お前さん」
聞きたくない…
「断ったね、」
「奇妙な生き物だな。何をしてるんだ?」
「こいつらは求愛するのに、相手の喉笛に噛み付くんでさ。恋しいほど強く噛んで、終いにゃ息の根を止めちまうんでさ」
「愚かな…何という生き物だね?」
「それが名無しで。こんなんだから、神さまにも見捨てられたって話でさ」
#生首ディスコのドレスコード
―ふふふ、決まり手は蔓薔薇。
新しい時代の持続可能な大相撲さ。
―あゝ堪忍…、そんなにされたら……俺はもう………
…………………………御馳走様。
#生首ディスコのドレスコード
レコード盤に針を落とすとゆっくりと回転しながら溝をなぞった。突き抜けるハイトーンヴォーカル、怒涛のギターリフ。神も悪魔も拳を上げる。
#生首ディスコのドレスコード
「『及』!人間チーム、二人の利点を活かして「及」を表現しました!」
「ルシファー選手は渋い顔ですね~」
「さあ、独りではありますが、悪魔側には翼があります。翼のアドバンテージをどう使うのか?」#生首ディスコのドレスコード