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万葉集本歌取り風 第11巻2534読み人知らず 相思はぬ人のゆゑにかあらたまの年の緒長く我が恋ひ居らむ 相思はぬ人のゆゑにか憎らしや見返すために良き人求め 縁糸まどか
万葉集本歌取り風 第11巻2527読み人知らず 誰れぞこの我が宿来呼ぶたらちねの母に嘖はえ物思ふ我れを 誰れぞこの我が宿来呼ぶ戸を叩くノックは四つ運命の音 縁糸まどか
万葉集本歌取り風 第11巻2517読み人知らず たらちねの母に障らばいたづらに汝も我れも事なるべしや たらちねの母に障れど君ならば闇の今宵に拐いしものを 縁糸まどか
万葉集本歌取り風 第11巻2503読み人知らず 夕されば床の辺去らぬ黄楊枕何しか汝れが主待ちかたき 明け方に床の辺去らぬ温もりにそっと掌添え頬すり眠る 縁糸まどか
万葉集本歌取り風 第11巻2495 読み人知らず たらつねの母が養ふ蚕の繭隠り隠れる妹を見むよしもがも たらつねの母が養ふ蚕の糸引きて紅き縁のあの子引き寄せ 縁糸まどか
万葉集本歌取り風 第11巻2493読み人知らず 高山の嶺行くししの友を多み袖振らず来ぬ忘ると思ふな 高山の嶺行くししの友を多み見せてやりたく妹に袖ふる 縁糸まどか
万葉集本歌取り風第11巻2492読み人知らず 思ひにしあまりにしかばにほ鳥のなづさひ来しを人見けむかも 思ひにしあまりにしかば君の名をふと呟て頬染める吾 縁糸まどか
万葉集本歌取り風 第11巻2485読み人知らず 袖振らば見ゆべき限り我れはあれどその松が枝に隠らひにけり 袖振らば見ゆべき限り我が妹の姿心に焼き付けし旅 縁糸まどか
天の原ふみとどろかしなる神も思ふなかをばさくるものかは(「古今和歌集」巻十四, 恋四, 七○一、読み人知らず)
万葉集本歌取り風 第11巻2436読み人知らず 大船の香取の海にいかり下ろしいかなる人か物思はずあらむ 大船の香取の海に帆がはりて君待つ思い風のまにまに 縁糸まどか
万葉集本歌取り風 第11巻2427 読み人知らず 宇治川の瀬々のしき波しくしくに妹は心に乗りにけるかも 宇治川の瀬々のしき波しくしくに枕を浮かす涙の川音 縁糸まどか
万葉集本歌取り風 第11巻 2419 読み人知らず 天地といふ名の絶えてあらばこそ汝と我れと逢ふことやまめ 天地といふ名の絶えて永久にめぐりめぐりて巡り逢う縁 縁糸まどか
万葉集本歌取り風 第11巻 2418 読み人知らず いかならむ名負ふ神に手向けせば我が思ふ妹を夢にだに見む いかならむ名負ふ神の悪戯に出会う縁のおもしろきこと 縁糸まどか
万葉集本歌取り風 第11巻2411 読み人知らず 白栲の袖をはつはつ見しからにかかる恋をも我れはするかも 白栲の袖をはつはつ翻し乙女歌いつ蝶追う愛し 縁糸まどか
万葉集本歌取り風 第11巻 2410 読み人知らず あらたまの年は果つれど敷栲の袖交へし子を忘れて思へや 幾生も生まれ変わりて巡り合う袖交へし子を忘れて思へや 縁糸まどか
万葉集本歌取り風 第11巻 2404 読み人知らず 思ひ寄り見ては寄りにしものにあれば一日の間も忘れて思へや 思ひ寄り見ては寄りにしことあれば時も止まれと神に祈らん 縁糸まどか
万葉集本歌取り風 第11巻 2376 読み人知らず ますらをの現し心も我れはなし夜昼といはず恋ひしわたれば ますらをの現し心よますかがみ剣に誓いキミに捧げん 縁糸まどか
万葉集本歌取り風 第11巻 2355 読み人知らず 愛しと我が思ふ妹は早も死なぬか生けりとも我れに寄るべしと人の言はなくに 愛しと我が思ふ妹は早も死なぬか狂おしく思い焦がれるわれとともにや 縁糸まどか
万葉集本歌取り風 第11巻 2354 読み人知らず ますらをの思ひ乱れて隠せるその妻天地に通り照るともあらはれめやも [一云 ますらをの思ひたけびて] ますらをの思ひ乱れて隠せるその妻掌に納め愛しめでたや 縁糸まどか
万葉集本歌取り風 11巻 2353番 読み人知らず 泊瀬の斎槻が下に我が隠せる妻あかねさし照れる月夜に人見てむかも [一云 人見つらむか] 忍び逢い逢瀬をかわすその時を照れる月夜に人見てむかも 縁糸まどか