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「何やってるんだ…?」
「分かんない…けど、なんか楽しそう」
「…機械だぞ」
「何となくだよ。あと、日記書いてる時のちーちゃんに似てる」
「…機械だぞ…」
「だから何となくだって」
#GLT版深夜の真剣お絵描き60分一本勝負
身構えるヒマもなかった。
これヤバいんじゃないの?
何も見えない感じられない真っ暗闇の中で、
ユー、と叫んだ声がまだ耳に残っている。
……あー、頑張らなきゃいけない。
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6月24日 お題「強風」
「うおー!すごい!!風!!!」
「ユー、ちょ、はやすぎ…うぷ」
「うおおーー!!」
ユーリはその日の昼ごはん抜きになった。
「うぇ、ぺっぺ…ちーちゃん大丈夫?」
「あ、ああ…凄い風だったな」
「怪我なくてよかったね」
「うん…ん? 何か忘れてるような…」
「え? …あっ」
「あっ」
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「ほれ、朝ご飯だぞ。アーンして」
「アーン…コレ…チョットハズカシイ…」
「ほら、さっさと食べて行くぞ」
「そう急かさないでよ。あ、もしかしてちーちゃんもアーンしてほしかった?」
「いらん」
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「はい、弁明」
「…えーと…」
「チト、ゴメン…ニドトノマナイ…」
「よろしい。ヌコは抜けて良いよ」
「ちょっと! ちーちゃんヌコに甘くない?!」
「ユーは?」
「飲めば飲むほどぷくってなるヌコ超面白かった」
「ごはん抜き」
「あーーー!!!」
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「…何がそうまでさせたのかな」
「ん?」
「こんなに大きな機械を作ってまで宇宙を目指した原動力って」
「うーん、目的は色々あったんだろうけど。でも最初は…或いは最後は、ずっと単純な感情だったのかも。多分ね」
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