王さまも仮装しているハロウィーン


Josef Loukota

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爽やかや高原を去る朝のバス

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残せしはカラスのためか柿ひとつ


下五を「木守柿」にすると冬の季語になるらしいですね。 2022 No.95

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寒露さやかに震わせるアンジェラス


Valera Lutfullina - Sowing Stars (2022)

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落ち鮎や今年生まれて今年死ぬ

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秋思 コーヒーゼリーはトランポリン


Laura Knight - Comedy Riders

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また飲もう果たせぬままに亦の秋

2022 No.91
五、六年前はよくペットボトルを描いていました。

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十六夜の向かいのカフェで粘ってる


Harue Koga - Enka (1927)

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紀州路はただ坂ばかり秋の雲

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迎え火ややさしき闇に風わずか

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昆布干し だしぬけに裏切らないで


Pedro Saenz - Tumba Poeta (1900)

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暑気払あの本屋の額絵の前


John James Audubon - Carolina Parakeets (1833)

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凌霄花鬼籍は人口増すばかり

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戻り梅雨ちっとも進めない僕ら


Arnold Böcklin - Die Furien (1870)

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丸木橋で鮎見る猫の思うこと

まぁこれは猫にしかわかりませんが、やはり美味そうとか思うでしょうねぇ。

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タブレット胸に載せたる昼寝かな

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梅雨も明け今日六月は去らんとす

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