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何故だろうか
この脚が動かない
ピケも パッセすら出来ないのに

あの空間がやけに眩しく見えるのは

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本当はね、
柔らかいものが好きなの。

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品評会:ひなたぼっこ

ゆっくりと、お日さまの光を感じましょう

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景色が重なる、憶えている…
稜線、街灯り。行き交う人々。
また私は、此処を切り捨てるのか。

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おいでなさい。
まやかしも惑う、宵の淵。

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…可哀想な女。
夢から覚めることも出来ないで。

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あなたの代わりに、涙を流しているの

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品評会:春の気配

春には、隠れる気など少しも無いのよ

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境はなくなって、
わたしは水になる。

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品評会:雪解け

冬は温かく流れ出し、
春はそっとあくびをした。

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