そもそも私の好みのタイプの話はどこ言ったんだよ!!
『…好みのタイプ???』
完全に忘れとるッ!!!
『…あれ?あれ??…怒られるかもしれないけど~ちょっといいですか?』
…あ?う、うん…いいけど…何?
『これ?何の話でしたっけ??』
そこから忘れてるのッ!?

2 6


【ワッ】って叫んだだけで相手を止める特技なんてもってねぇよ!
『【ギャ】でしたっけ?』
それも出来ない!
『あ♪ガ…』
言っとくけど【ガッ】も出来ないからなッ!!
そもそもそんなワギャンみたいな特技を持ってないんだよッ!
『…え?ご冗談でしょ?』
ご冗談じゃありません!

2 8


『スタアさんの特技と言ったらアレですよ♪』
…全然思い当たらないんだけど…モノマネとか?
『違う♪』
す、スポーツ?
『寧ろ苦手だよね♪』
…う、じゃあなんだよッ!!
『スタアさんが『ワッ!』って叫ぶと相手が一時的に止まります♪』
んなこと出来たことねぇわ!!

2 6


『スタアさんの特技と言ったらアレですよ♪』
…勉強とか?
『そうなん?』
実は高校時代…模試で全国100位内に入ったことがあるんだ♪
『そうなんですか!?』
ふ~ん♪
『まあ…その翌月実力テストでガチ0点を取ってましたけどね♪』
なんでその黒歴史を知っているの!!

2 10


『じゃあ早速特技のアピールをお願いします♪』
…え?え~っと特技…特技ね?
『スタアさんにはあれがあるじゃないですか♪』
…あ!イラストのことね♪
やっぱりそうかそうなのかなぁ~♪

『は????』

って全然ピ~ンと来てねぇなぁッ!?
【?マーク】つけすぎだろッ!?

2 5


じゃあ早速~
『その前に特技をアピールした方がいいですよ♪』
…そうなの?
『はい♪スタアさんは顔も性格も下の下なのでそのくらいしないとダメかと』
…そ、そうかもしれないけど
もっとソフトに言ってくれないかな…
『…ステータスゴミすぎワロタw』
ソフトにディスったッ!?

1 4


じゃあ早速~
『待って!もしスタアさんの好みの人が見つかったら
この企画…最後かもしれないんですよね?』
…それはまあ…

ちゃ~ちゃちゃんちゃ~ん

『だから ぜんぶ話しておきたいんです…』

【スタアを好きになってもらおう~最終章開始~】

なんでノリがFFやねんッ!

2 8


『最後に好みのタイプを探してみますか♪』
…でもそれって難しいじゃ…?
『…7か月もつるんだ仲じゃないですか!蓋をしてないビール瓶に乗ったつもりで任せてよ♪』
…ありがとう
ビール瓶なんて乗れないし、沈むし、正直どんな気持ちでいていいか分からないけど…信頼してる♪

3 10


『該当者なし…ということで第一回チキチキスタアさんを好きになってもらおうは終了です♪』
ちょ…ちょっと!何一つ終わってねぇ!
ってかこんなので終われるかッ!
『え~今回はもう終わりでいいでしょ♪…正直オチが思いつかないしw』
そういう裏事情は辞めてくれないかなッ!?

1 9


『なんで人をヤッタことがないんですかッ!?
そこはやってましょうよ!』
…30数年生きてきて始めて言われた懇願だわ
『あ~これを見て興味を持ってた人も今頃は【普通の人間には興味がありません!】って言ってることでしょう…』
そんなハルヒみたいな奴こっちからお断りやッ!

2 6


そういえば一穂ちゃんって携帯知ってるんだね
『そりゃ知っとるどん♪馬鹿にするでねぇ~』
…なんで急にそんな口調…って?あれ?
でも時代的に携帯は普及してなかったよね?
『…忘れたんですか?この世界の私は【昭和時々令和】生まれですよ♪』
そういえばそんな設定だったぁ!?

1 7


通信障害やっと解消です♪
『auの人は大変だったそうですね
回線がなおって良かったです♪』
本当ですよ~
まぁ【au】は優秀ですから回線を直せる【英雄】もいたってことでしょうよ!

(決まった~♪これはウケたな♪
よしッちょっと顔を見るか♪)

『……』

わぁおーー無表情ぉ♪

2 12


『え!?じゃあ人をヤッタことのない【ただ気持ち悪いだけの普通の人】なんですか!』
そこは【ただの普通の人】でいいだろッ!?
わざわざ余計なもん足すな!
『…となると皆の興味が削がれる問題が発生しますね!』
なんでぇ!!
噓でしょッ!!?

2 9


【人をヤッタことがあるかぁ~?】
どの辺が気軽に答えられる質問なんだよッ!
『…あ♪もしかしてぇ~』
???
『【ヤる】というのは大人の関係のやつじゃなく、包丁などでグサッとする方のことですよぉ♪』
その心配はしてねぇよ!?
ってかどっちの意味でもヤバイ回答じゃねぇかッ!

2 11


『カードを晒せば相手も安心できるのに…』
…こっちが安心出来ないんだよッ!?
『ではもっと個人的な質問をして知ってもらいましょう♪』
…そうしてくれ
『じゃあ♪気軽に答えて下さい♪』
おう!
『人をヤッたことがありますか!?』
どの辺が気軽に答えられる質問なんだよッ!?

1 7


マイナンバーカードを晒すって本気でいってんの!?
『モチロン♪冗談ですよ♪』
そ、そうだよね♪流石にぃ…
『裏面を晒すだけです♪』
それが問題なんだよッーーー!!
『…でも【私のマイナンバーカード晒したったw】とかしたらきっとバズるよw』
代わりに人生が炎上するわッ!?

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『…しょうがない。確かにスタアさんには【教養のないカス】が相応しいですね♪』
言い方ッ!?
『ではまずスタアさんのプロフィールを作りましょう♪』
分かった♪
『最初はそうですね♪スタアさんのマイナンバーカードをTwitterに晒しますか♪』
おい!お前!気は確かかッー!?

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『しのぶれど 色に出でにけり わが恋は
ものや思ふと 人の問ふまで』
『…こんな告白いいと思いませんか?』
…嫌だよ
『噓?なんでッ!?』
予想外だったのッ!?
いや普通に【何言ってんのか分からんだろ】
『…スタアさんって思考が古いですね♪』
その台詞、そのまま返すわッ!?

2 11


『第一回チキチキスタアさんのことを好きになってもらおう~♪』
…やっぱり続けるんだ
『勿論ですよ♪スタアさんもこのコーナーのおかげで
【和歌】で思いを伝えてくれる恋人に出会えるはずですよ♪』
【和歌!?】平安時代かッ!?
普通に好きです♪と伝えてくれる人でいいわッ!?

2 10


『第一回チキチキスタアさんのことを好きになってもらおう~♪』
『この企画は【愛の伝道師】である私がスタアさんにいいご縁をもたらそうというコーナーです♪』
お!いいですね♪
『ちなみに私は【愛】も【恋】もよく分かってません♪』
じゃあ【愛の伝道師】なんて名乗るなよッ!?

2 9