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わらびもち(2017)
上位の位置にいたが、記憶を消されたのち下位の位置に落とされた。兄の手により、自分も人間であったらと嘆いていた記憶も、かつて愛した人のことも忘れ去った。
彼女の兄は、自分のエゴかもしれないが、自分と同じままでいて欲しかったと語った。
この二人はともに、「人間を捨てた」的に描かれるが、実際は「大切なものを失いたくない」という人としてのエゴを貫いた者たちで、「人間が人間らしくあろうとした結果人間でなくなった」とも言える、この矛盾の体現者のように感じるのよな。