鳧徯

その名はふけい。山海経によると、鹿臺の山に住む鳥とされる。その姿は雄鶏のようで、人の顔を持つとされ、自分の名前を呼ぶように鳴く。これが現れると、近く戦が起こる。

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天神

その名はてんじん。山海経によると、恒山に住むとされる。その姿は牛の身体に、八つの足、二つの首、馬の尾を持つ。その鳴き声は勃皇のよう。天神が現れるとその国に戦争が起こる。

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天愚

その名はてんぐ。山海経によると、堵山に住む神とされる。堵山には怪しい風や雨が多く降る。

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長右

その名はちょうゆう。山海経によると、長右の山に住む獣とされる。その姿は禺のようだが、四つの耳がある。人がうめくような鳴き声をする。長右が現れるとその郡県に洪水が起こる。

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神𩳁

その名はしんち。山海経によると、剛山に住むとされる。その姿は、人面獣身で、一つの手、一つの脚しか持たず、うめくような声で鳴く。

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蓐収

その名はじょくしゅう。山海経によると、崑崙山の西方を守護している神とされる。北方守護の禺彊、東方守護の句芒、南方守護の祝融と共に四聖神ともよばれる。その姿は、左の耳には蛇あり、双竜に乗っているとされる。西方守護と共に秋を司る神でもある。

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竦斯

その名はしょうし。山海経によると、灌題の山に住む鳥とされる。その姿は、雌の雉の如くで人面、自分の名を呼ぶように鳴く。人を見れば突然踊りだす。

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孰湖

その名はじゅくこ。山海経によると、崦嵫の山に棲むとされる。その姿は馬のようだが、人の顔、鳥の翼に蛇の尾をもつ。好んで人を抱き上げる。

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朱厭

その名はしゅえん。山海経によると、少次の山に住むとされる。その姿は猿の如くで、白い首、赤い足をしている。これが現れると大戦がおこる。

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その名はじゅう。その姿は人の様だが、三つの角を持つとされる。

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句芒

その名はこうぼう。山海経によると、崑崙山の東方を守護している神とされる。北方守護の禺彊、西方守護の蓐収、南方守護の祝融と共に四聖神ともよばれる。その姿は、鳥身人面、双竜に乗っているとされる。東方守護と共に春を司る神でもある。

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その名はごう。山海経によると、羭次の山に住むとされる。その姿は禺のようで、長い腕をもっている。人が近づくと、周りにある物を投げる。

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その名はげん。山海経によると、乾山に住むとされる。その姿は牛のようだが、三本足であり、自分の名を呼ぶように鳴く。

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新規で一人失礼します。山海経から滅蒙鳥、青嵐です。よろしくお願いします!



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計蒙

その名はけいもう。山海経によると、光山に住む神とされる。その姿は人身で竜の頭を持つ。常に漳の淵で遊び、出入りするときには旋風や暴雨をともなうとある。

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瞿如

その名はくじょ。山海経によると、禱過の山に住む鳥とされる。その姿は鴨のようで、白い頭に人面、三本の足であり、自分の名前を呼ぶように鳴く。

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禺彊

その名はぐきょう。山海経によると、崑崙山の北方を守護している神とされる。西方守護の蓐収、東方守護の句芒、南方守護の祝融と共に四聖神ともよばれる。その姿は、人面鳥身で、二匹の青い蛇をみみかざりにし、二匹の青い蛇をふまえているとされる。

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驕蟲

その名はきょうちゅう。山海経によると、平逢の山に住む神とされる。その姿は人のようで、二つの頭があるとされるが、螫虫(相手を刺す虫)であるとも書かれている。平逢山は蜂、蜜蜂の棲家とされ、それらを司る神である。

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その名はき。山海経によると即公の山に住むとされる。その姿は亀の様で白い身体に赤い頭をもつ。蛫は火を防ぐのによいとされる。

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その名はき。山海経によると、流波の山に住むとされる。その姿は牛のようだが、身体が青くて角が無く、足が一本しかない。その身体は日月のような光を発し、その声は雷のよう。夔が水に出入りするときは必ず風雨を伴う。

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