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「『猫にまたたび』って言うよね」
「うん」
「て、"猫娘"に試した」
「どうだった?」
「…あ、本人が来た!」
「皆さん、お揃いで」
「猫娘⁉️何その時代劇の旅人みたいな格好❗️」
「あっしはしがない流浪の身でござんすから」
「…つまり、こうなった」
「ね、猫が股旅💧」
#あやかし小噺
「だるまさんが転んだ」
シュバッ‼️(←隠れた)
「だるまさんが転んだ」
シュバッ‼️
(今のはヤバかった💧)
(けどあと少しだ)
「だるまさんが転んだ❗️」
ツルッ…ドシン❗️
「しまった❗️」
「この馬鹿❗️」
ボン❗️
ブシャアア‼️
「「ギャー‼️」」
※小玉鼠が鬼だった悲劇
#あやかし小噺
「そこの君、ちょっと本官と一緒に来てもらおうか」
「け、警察の人!?何でまた…!?」
「実は、君に関して良からぬ話が寄せられてね」
「良からぬ話!?」
「そうだ。何でも金銭目的で成人と交際をしているとか…」
「あたしは"猿猴(えんこう)"なだけで『援交』はしてねーよ!!」
#あやかし小噺
「この山も住みにくくなってきたな…」
「来年、デカい道路が通るらしいし」
「『きゃんぷ』とやらでやって来る人間も増えたし」
「ゴミを捨てていく奴もいるしな」
「向こうの線路にも…」
「『てつおた』だろ?勝手に木を切る奴もいるし」
「移住するか」
「"異獣"だけにな」
#あやかし小噺