イルファス
「良かった、て……何故お前が喜ぶ?」

ファイエ
「何?
助けようとしてくれた人が幸せになったのを
喜んじゃいけない法律でもあるの?🤨」

イルファス
「幸せ……?」

ファイエ
「待ってる人が居るのは幸せよ?😌
私の家には誰も……😐
あ、そう言えば」

0 7


ファイエ
「それこそ私が訊きたいのは
”普段、誰の家に住んでるのか”よ!
まさかニーハオ爺さんの家?」

イルファス
「アシフェ……って言っても解らんな。
門弟の一員として”とある善良な大魔道師”の邸宅に
住み込ませてもらっている」

ファイエ
「そっか……良かった😊」

0 6


イルファス
「まあ、色々あって……
”最果ての救済者”を引退した」

ファイエ
「過去の記憶は?」

イルファス
「……相変わらず、何も思い出せない」

ファイエ
「それで、ここに住んでるの?」

イルファス
「ちゃんと<元の世界>に戻れた。
ここには呼び出されただけだ」

0 5


イルファス
「い、い、いきなり声掛けるなぁッ!!(゚Д゚*;)」

ファイエ
「そ、そっちこそ
いきなり叫ぶなっ!!(゚Д゚;;)」

イルファス
「って……( ゚д゚)」

ファイエ
「え、えっと……なんで
あんたまで、ここに?(*゚o゚*)」

0 5


イルファス
「うわああああぁぁぁぁぁッッ!!!??(;□)~゚ ゚」

ファイエ
「きゃあああぁぁぁぁっっ!!?Σ(゚□゚;;)」

※叫び声に驚いて叫ぶ、絶叫の連鎖w

梅子
「あちゃ~……(;ノ∀`)」

0 4


★<GBDガーデン>にて~

ファイエ
「ねえ、会わせたい人って誰なのってば!?🤨」

梅子
「ほら、あそこにーーー
……しっ! 今はビックリさせちゃダメ!(;><)/」

ファイエ
「……!!?( *゚д゚*)」

桜色と淡い黄色の薔薇の生け垣の陰から
遠目に見えた、その姿はーーー

0 5


ニーハオ
「細けぇ事ぁいいんだよ!”の精神を養わんと
おゆきワールドでは生きていけんぞ🎵」

梅子
「ファイエちゃん、
ちょっといいかしら?

あともう一人
貴女に会わせたい人がいるの!
一緒にGBDガーデンまで来てくれる?(*^-^)ノ」

ファイエ
「今度は一体、誰よ?🤨」

0 5

予告📢

これから間もなく、
『ファイエの脱獄w回顧録』の続き・午後の部
4本投げますよ~!!(`・ω・´)/

0 8


ファイエ
「そっか……あいつ
滅茶苦茶元気になったのだけは解ったから、
安心したわ!ε-(´∀`*)ホッ」

ニーハオ
「お前さんが元の世界へ帰ってから半年……
元気にしておったようで儂も安心したわい。
菊琅に良い土産話が出来たのう☺️」

ファイエ
「……ん?何ですと?」

1 7


ニーハオ
「そんな事言っとると、杖を返してやらんぞい🎵」
※ニーハオの背後に浮いている仙雲に
イルファスの杖を乗せている

イルファス
「杖はあそこか……爺さん、詰めが甘い!」
※頭上に右手を翳すと、杖が勝手に
イルファスの手元に飛んできた

ニーハオ
「なんと🤨」

0 4


ニーハオ
「手っ取り早い話
儂の家に居候すれば万事解決ぢゃ!
お主、自分の半霊……”ツインソウル”に
会いたくないのか?」

イルファス
「! あの女(叶星)、意外とお喋りだな……

……………断る」

ニーハオ
「何故に?
その長い沈黙、本心かどうか怪しいの~う??😒」

0 4


そして二人共、
昼なお暗きの森のどこかに放り出された。
少年は、爆発が起こるまで意識が朦朧としていたため
何が起きたのか解らん様子ぢゃったので
とりま説明してやった。

「そうか……あの黒服女(ファイエ)は
別の次元の歪みに飛ばされたのなら、
まあ無事なんだろう」

0 2


お爺さんは、私が次元の歪みから放り出された後の
出来事を教えてくれたーーー

お爺さんはイルファスを抱え
飛行術の雲に乗り、爆風の流れを利用して上昇した。

しかし、強過ぎる衝撃で
最果てのあちこちに歪みが出来て、二人共
私のとは違う次元の歪みへ飲み込まれて……

0 2


新しい”魔女の正装”を貰った。
https://t.co/DV4X72RiNF

それまで、菊琅さんが買ってくれた
庶民用の服ばかり着てたから助かったわ!

昔はファシー師匠譲りの
長いマントも着てたんだけど、まあこの方が
飛行魔法(これも後で思い出した)を使う際
邪魔にならなくていいわ😊

0 4

おはようございま~す!(*´ω`*)

『ファイエの脱獄w回顧録』の続き、
本日再開!!
この後、5分ごとに7本投稿予定!!(`・ω・´)/
ついに、この時のために作っていた
”表情差分画像”も出始めますよ!

更に、夕方以降も
数本飛ばす予定ですので、お楽しみに~!!\(^o^)/

0 9


この世界は、異次元問題研究も進んでるお陰で
アフターケアが行き届いてて本当に助かったわ!😄

そんなこんなで、新たな生活が始まった。
新たな住まい兼薬店は市街地なので、
クリンさんや仲間たちも、何かと世話を焼いて
様子を見に来てくれた。
それから半年経ってーーー

0 4


そしてーーー
気が付いたら、私は
<あそこ(最果ての常夜)>にいた!
(あの世かと思ったわ)

これは後で
クリインさんや創造神から聞かされて
知ったんだけど、
爆発の衝撃で次元の歪みが起こる事があり
次元の狭間のどこかや、最悪の場合
あそこに飛ばされるんだって……

0 4


お別れは辛かったけど
既に一人前の魔法と製薬の腕前と
生活能力を身に着けていたので、
先生の”今の住まい兼薬店”をそのまま引き継いで
10歳で身を立て、一人暮らしする事になった。

店のある森から出るようになり
知り合いも増えたけど
深く人付き合いするのは苦手だった。

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そんなある日、ファシー先生へ
彼女の故郷から
「親の介護が必要になったため、帰って来るように」
との手紙が届いた。

先生は私を
「育ち盛りの大事な時期に、生活環境の異なる
小人の里へ連れて行くわけにはいかない」と
言い出した。

突然、”お別れの時”がやって来た。

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威厳0%の創造神とやらwに
記憶を取り戻させてもらったーーー

私の名前はファイエ。
赤ちゃんの頃捨てられていたそうで、
小人の薬師魔女・ファシー(右)の弟子として
育てられた。

私は生まれつき高い才能があった為
10歳までに大人並みの技術を持った。

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