Polaris「あの…マスター、ちょっと良いですか?そのブルーアースとかいうのが逃げる時の通信を盗み聞きしたんですよ…なんか『生体ユニット』とか言ってました」
天飛「はぁ!?」
宗真「これは黒だな…」
天飛「Polaris、よくやった…」
Polaris「連合機の通信周波数値は大体近いのが多いので」

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天飛「でもどうすんだよ…あんなの放置してたら大変な事になるだろ」
宗真「ボロを出させてそれを広げればってところだが…」
天飛「ボロってどんなのだよ」
宗真「例えば生体ユニットのような非人道的な兵器を使ってるとか」
天飛「でもそれ、機体の設計図とか盗み出したりしないといけないだろ」

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天飛「よし行くぞ、ブルーアース叩き潰してやる」
宗真「落ち着け天飛!今やってもマジで洒落にならない事になる!」
天飛「あの越権野郎絶対許さねぇ…絶対に許さねぇ…」
ブルーム「落ち着いてごっさん!私大丈夫ですから!大丈夫ですから!一回深呼吸してください!」
天飛「…割と落ち着いた」

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天飛「結局有力な情報は何も無し…ねぇ」
剣魔事件の解決から一夜
宗真「あの越権野郎、俺らの事を「マクシオン人を匿ってるスパイ」って呼び方してたぞ」
天飛「は?」
天飛は持ってた飲み物の缶を握り潰す
天飛「越権野郎共の名前は?」
宗真「ブルーアース…とか何か」 https://t.co/IXtmqc2dJe

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天飛「まずは銃撃であいつの動きを止める!対象の関節を破壊してくれ!」
ブルーム「了解です!」
宗真「乗った!」
天飛「Polaris…あの機体に入れるか?」
Polaris「え?いや、入れない事は無いですけど…」
天飛「入って機体の権限を一時的に強奪して自爆シークエンスの停止とか諸々…出来るか?」

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宗真「匿うって…一応上の契約でちゃんと連合兵として登録されてるし、何より上がこっちの部隊に配属したんだけどな…」
ブルーム「マクシオン軍についての情報は洗いざらい吐きましたし綺羅星28分隊に入りたいってのは私個人の意思です」
宗真「アイツらの言ってる事、そういう事じゃないと思うぞ」

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宗真「天飛の野郎に任されたからな…ここから先は通行止めだ!」
ブルーム「たとえ連合のお仲間さんであっても今回ばかりはごっさんには絶対に近づけさせません!」 https://t.co/v5BAXf31uC

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天飛「なんか面倒なのも出てきたな…越権野郎かな…悪い、宗真と花、あの越権野郎は任せた」
宗真&ブルーム「え」
天飛「ちょっとあの剣魔をどうにかしてみる」
ブルーム「大丈夫ですか…?」
天飛「万が一だが『能力潰し』も使ってみる」
ブルーム「はぁ…はい」 https://t.co/7XQmXfKGj4

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天飛「その通り、宇宙人だって言ってた。星は遥か昔に滅んだしその人の種族も共に滅びたって言ってたけども」
ブルーム「遥か昔…?古代人…なんですか?その人は」
天飛「そう…なるな」
宗真「宇宙の細かい歴史なんてわかる奴居ないだろ…何より既に滅んだ系外惑星だろ…」
天飛「そうなるな…」

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Polaris「どうなんです、マスター?」
天飛「ああ…その通りだ、その変な夢で出てきたのはこの人だ…」
ブルーム「その人は何か喋ってました?名前とか」
天飛「ああ…喋ってた。名前は…『有翼の星の民』とか言ってたな」
宗真「『有翼の星の民』…星の民?という事は宇宙人みたいな存在か?」

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Polaris「あれ、本当は絵上手じゃないんですか?」
宗真「なんでその絵の才能持っといて画伯って言うんだ」
ブルーム「ごっさん凄い…」
天飛「いや…俺普通ここまで綺麗に描けない…何で…」
宗真「っと、Polaris、これが天飛の言ってた『夢で見た人物』なのか?」

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ブルーム「えぇ…まあ良いですよ」
宗真「お前が絵を描くなんて珍しいな、普段『画伯だから』とか言ってるくせに」
天飛「いや実際マジで画力無いんだよ…美術系の部活みたいなのに学生時代所属はしてたけどさ…」
ブルーム「え?ごっさん絵描きだったんですか?」
天飛「いや別に」

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天飛「…」
格納庫で悩んでいた
宗真「どうしたお前、らしくないぞ」
Polaris「マスター、朝からこんなのなんですよ…変な夢見たとか何とか」
宗真「変な夢?変な夢位見てもおかしくないだろ」
天飛「それ遠回しに馬鹿にしてるのか?」
そこに色鉛筆とスケッチブックを持ったブルームがやってきた

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天飛「おっと危ね、当たってたら羽1枚持ってかれたかもなこれ」
咄嗟の判断で回避する
天飛「ちょっと考え読もうとしただけでこれか、繊細だなぁ」
宗真「相手の考えすぐ読もうとするから女が寄り付かないんじゃないのかお前」
天飛「うるせぇ、お前も同じだろ、こっちは恋愛なんて求めねぇわ」

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天飛「…?コイツ…本心で戦ってる訳じゃない…?機体を壊さないで動かないようにした方がいい」
宗真「なんかわかったのか」
天飛「その通り」
ブルーム「能力って良いですよね」
天飛「そうでもないぞ花」
Polaris「対象の機体の動力炉を貫けば機能停止しそうですが…動力炉、どこでしょうねぇ…」

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ブルーム「ごっさん!生存者の救助と避難誘導完了しました!」
天飛「ナイス!後方からの援護射撃に移ってくれ!」
ブルーム「了解です!」
宗真「俺とお前は変わらず腕を減らすか?」
天飛「ご名答」 https://t.co/xuQPeFu0Hf

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天飛「まずは腕を減らす、あんだけ腕があると戦いにくすぎる」
宗真「ちょうど同じ事思ったところだ、大型アームで引っ掻けばどうにかなるだろうな」
天飛「とりあえずは生存者の救助、避難誘導を行ってる花にヘイトを向けさせない事が重要だ」
ブルーム「焦らず避難してくださーい!」 https://t.co/ITc75QHiAy

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天飛「来たか!」
綺羅星28分隊が到着する
宗真「俺らはどう動けば良い?」
天飛「宗真は自分と合わせて剣魔に攻撃を加える、花は援護射撃と救助を任せる!」
ブルーム「了解です!」

天飛「剣大量に装備してるその姿…昔のポラリスとあの青白スピナティオを思い出す…」 https://t.co/o6iveTCwAk

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天飛「これが修羅場か」
ブルーム「これが修羅場ですか」
Polaris「多分違うと思いますがハーレムとかいうのでしょうか」
宗真「それこっちでも言える事だろ、2名は人どころか生き物ですらないが」
Polaris「女性3名、男性2名でハーレムは成立するのでしょうか」
天飛「わかる訳無いだろ」

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天飛「でもその荒脛巾商会…何となく…いや絶対アイツ絡んでる」
Polaris「アイツって…ああ、もしかしてアイツですか?」
天飛「そう、アイツ」
宗真「アイツか」
ブルーム「え?アイツって…一体誰ですか?」
天飛「たまにガチで戦ってる青白スピナティオのアイツ…」

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