【ヌマギリ】
こちらの工業地帯は、重世界では有毒な物質を多く含む沼になっている。ヌマギリはそこに生息する哺乳類のなかま。呼吸時に体内に溜まった有毒物質も吹き上げるため、沼の周りにはいつも毒霧が発生している。

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【ヌエ】
大昔に目撃されて妖怪の類として伝えられてしまった大きな獣。最近の観測でこの生物が元だと判明した。猿に似た顔にがっしりした虎模様の手足、蛇のような長い尾が特徴的な夜行性の肉食動物。見かけによらずひょー、と高い声で鳴く。

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【シメリハゼ】
日向によくいる両生類のような生物。体が乾かないよう水気がある場所で日に当たりたいようで、濡れた洗濯物などに集まってくる。シメリハゼがいると周りの湿気を保ってしまうので、乾きにくい時は洗濯物をよくよくはたいて追い払おう。

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【ハコブネ】
広い背中を持つ重世界の竜。こちらの広い川や海峡がある辺りに住んでおり、同じルートを日に何度か往復する習性がある。他の生き物に乗られても気にしないため、その習性を知っている生き物はハコブネの背中に乗って水を渡るのだとか。

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【ミチサソイ】
光る微生物を体内で飼っている重世界の小動物。光る唾液で道に印をつけて、仲間に食べ物や巣の場所を教える習性がある。偶にこちらの人もその印につられてしまうらしいので、道に迷った時はミチサソイの道しるべを辿ってしまったのかも。

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【オオシケ】
半水棲のクジラのような生物。夏~夏の終わりに群れをつくって日本へ渡ってくる。飛び立つ前に海上で渦をつくるように飛んで仲間を集める習性があり、このときにこちらの気流が乱れて台風が発生するという。

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【ヒヤムシ】
夏のみに現れる重世界の軟体生物。冷房中の室外機に集まってきて、熱交換の時に重世界に発生するネツハムシを食べる。ヒヤムシがネツハムシを食べると、こちらの空気が少し冷えるらしい。冷房の効きがいい時は、ヒヤムシの食事中なのかも。

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【トゲエビガラ】
重世界の海に住む肉食の生物。刃物のような前肢を使って、甲羅を持つ硬い獲物でも簡単にちぎってしまう。こいつが近くで物を切ったり穴を開けたりすると、船底や漁網に影響が出るのだとか。

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【ナツマネキ】
泳ぐようにふわふわと走る重世界の偶蹄類。ナツマネキが活発に行動し始めると急に気温が上がり夏本番になることから、夏を呼ぶけものとも言われている。

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【ミズマリ】
夏になると群れで日本に渡ってくる小さいけもの。皮膚を紫外線と乾燥から守るため、しょっちゅう水浴びするので常にしっとりしている。ミズマリの体の水気がこちらの空気も湿らせるため、日本の夏はじめじめしているんだとか。

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【シンキロウ】
鰭を波打たせるように動かして、空中をゆらゆらと泳ぐ半透明な生き物。気温が高くなるとよく見られるようになり、こちらからシンキロウがいる場所を見ると景色が歪んで見えるという。

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【セキテイ】
白く巨大な雲竜のなかま。羽はふわふわと毛羽立ち光を透かす。セキテイが地上から空に飛び立つ時に現実でも上昇気流が発生し、羽の摩擦が雷を帯びさせ積乱雲ができると言われている。

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目に見えないけどここにいる生き物たち
  

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前に描いた重種ピポグリフのギンソウモデル作り始めた!

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どこかに存在している生き物を描いたり図鑑を作ったりしています。


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職員さんシリーズ落書き
もっと掻いてほしい

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【トビ】
2足歩行が出来る手先の器用なけもの。木の枝や丈夫な葉などを複雑に高く組んで巣にする習性がある。警戒心が強く、巣は定期的に崩して別の場所に移動する。巣はこちらの世界の工事現場によく見られ、長く工事している現場ではトビの巨大で複雑な巣が見られることがある。

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