画質 高画質

 

「リードの長さが無限だとしたらさ、繋がれてるワンちゃんは自由だと言えるのかな」

カダは思いつきで喋ってるとしか思えない。が、律儀にマードは試験管を揺らす手を止めて問に答えた。

「首輪がくすぐったいから自由じゃないと思います」… https://t.co/FTARd68CPx

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100日後にBANされるウェディ
97日目

     


この物語はフィクションです

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「モモくん?どしたの?なんか元気無いね」

モモは全身で”落ち込んでること”をアピールしていた

「・・・ちょっとね」

伏し目がちだが、モモの視線はずっと客の心に合わせてある

今、彼女の目線は俺のまつげが落とす影に夢中だろうとモモは算段する… https://t.co/4aBZmRHmRn

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サミダレの後悔は止まらなかった

深夜の斥候を許可したこと
その地域が戦瓢箪のナワバリだと知っていたこと

亡くなった赤頭巾が功を焦っていたこと
自分が守れなかったこと

サミダレが言葉に詰まるたびに
ノヴァは優しく頷いた… https://t.co/iyu2w6nKAE

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グレー・ブリッジになんとか落ち延びたトウキチロウたち

「出過ぎた真似をしたのは承知してます。煮るなり焼くなり好きにしてください」

ジブは頭を地面に何度も叩きつけながら叫んだ

「ジブ、メガネ変えた?」

ジブは顔を上げてトウキチロウを見た… https://t.co/qs32uZzqJ7

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「俺の知ってるトウキチロウどものヤサはこんなもんだな」

人狼はスーツに落ちた灰を乱暴に払った

「ありがと」

少年の黒い瞳はなんの光も吸い込まないかのように曇ったままだ

背中を向けた少年を人狼は乱暴に呼び止めると懐から財布を出した… https://t.co/ter8Idmb4T

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どちらが先だろうかとジブは考えていた
自分が赤頭巾に見つかるか、それとも死ぬかで

ジブが戦瓢箪に入ったのはつい最近だった
彼が努めていた商社がエスエックス支店の廃止を決め”連合市民”の資格を持たない彼は解雇リストに名を連ねた… https://t.co/7Mdq3izEDG

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赤頭巾側の報復は素早かった

夜が明ける前に戦瓢箪への【追討令】が聖式に下り
エスエックス地域において構成員たちの一斉拘束が行われた

独断で人狼への【成敗】が複数行われたという情報も飛び交っていた・・・

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100日後にBANされるウェディ
96日目

     


この物語はフィクションです

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23時ごろ住民からの通報により、エスエックス郊外で赤頭巾の焼死体が発見される

残り 44日

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筋トレはかれこれ5年くらい始めては挫折してを繰り返しているよ
裏を返せば、何度も立ち上がっているとも言える…ッ!

100日後に標準体重を目指した問題作の第4部はこちらから
https://t.co/jrCy5ZXQ9T

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「そろそろ出るな」

ギンイチロウが準備を始める

「いてらー。つか最近いそがしいね」

それを横目に見ながら少佐は煙を吐いていた

「怖いくらい儲かってるよ」

その割には声に熱は無かった

「・・・たのしい?」… https://t.co/2h7moCC0ej

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「”野菜”はグレー・ブリッジで入荷しているようです。戦瓢箪はトトヤたちとガチガチに握ってますね」

今夜もサミダレ隊は地道に情報収集に努めていた
エスエックスは歴史的にもオオカミ贔屓の国家だったため赤頭巾たちは口を割らせるのに苦労していた… https://t.co/q8KMueEEim

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―グレー・ブリッジ第6分署にて

『トウキチロウにしねえか』

狼男の刑事がそう呟いてからしばらく経つ
提案された”人間”の刑事は考えてるような、あるいはただ眠そうな顔をして黙っている

「なあ、トウキチロウはどうだ?」

狼男は再度、提案する… https://t.co/2AYpktfJ21

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「グルナさん・・ですよね」

サクラデンブの声は震えていた
聞こえてないのかと思うぐらい長い沈黙の後
男は低い声で答えた

「・・辞めたからもう」

「ミツギミツガセのグルナさんですよね」

サクラデンブは既に泣いていた

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「おねーさん!もー帰るのー!」

「だる」

モモの眼下では無数の酔客が行き交っている
いつもと同じような夜だった

淀んだ目でモモは今日の獲物を見定めていた
食欲以外で”ヒト”に興味を持てなくなっていた

「おねーさん!!あそんでこー」… https://t.co/Tv6QsC0SML

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【100日後に●●●する付き合ってるようで付き合ってないちょっと付き合ってるモブ霊】Day1-7

師弟以上恋人未満な大学生モ君とレの同棲生活的なやつです。まんがです。随時更新(予定)

↓ぽいぴくに投げます

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「ノヴァちゃんはなんで赤頭巾になりたいのー?」

「守りたいものがあるから」

「えーすごーいかっこいい!!」

スタアは目を輝かせて驚いた… https://t.co/OG0CDO4hQb

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100日後にも付き合えていない話

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喉笛を噛みちぎろうとすると彼女たちは決まって

「なぜこんなことをするの!?」

と叫んだ

これから死ぬのになぜそんなことを聞くのか
サクラデンブはわからなかった

残り 52日

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