“ 前にベルから出張先で聞いた話が頭に浮かんだ。
レイターが特定の彼女を作らないのは、亡くなったフローラさんのこと以外にも理由がある、と本人が言っていたと。
 ずっと気になっていた。それが、これだ。”

 第四十一話 パスワードはお忘れなくhttps://t.co/Mvse385eX8

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銀河フェニックス物語<出会い編> 第四十一話(17) パスワードはお忘れなく
アーサーがチャムールより軍を選択すると聞かされ、ティリーは何も言えなくなった
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“「レイターはね、宇宙が崩壊してもティリーを守る、ってアーサーに言ったそうよ」
「えっ?」
まるでプロポーズだ。
ほんのりと湧き上がってくるうれしさを封じ込めて応じる。
「ま、わたしを守るのはレイターのお仕事だからね」”


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チャムールがレイターが軍人ということを前から知っていたと聞いてティリーは不快感に襲われた
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「チャムールは、レイターがアーサーさんと同じ仕事、そのぉ…特命諜報部にいるってこと、前から知ってたの?」
わたしの問いにチャムールはうなずいた。
予想していた答えだったけれど、不快な気分がわたしを襲った。 https://t.co/HlJutWrJ5X 

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“「チャムールは今回のこと知ってるのね」
「ええ、アーサーから聞いたわ。大変だったわね。生きて帰ってこられて本当によかった」
わたしはふわっと気持ちが軽くなるのを感じた。チャムールには隠さなくていいのだ。今回、どんなに怖い目にあったか”


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“「宇宙が崩壊したって俺は目の前のティリーさんを守る。あんたはどうすんだよ? チャムールさんが人質にとられたら」
「……」
「俺が代わりに答えてやるよ。あんたは絶対パスワードを言わねぇ。だからあんたは将軍の跡取りができるんだ」”


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「あんた、なんでティリーさんに特命諜報部の話をした?」
「言っただろ、父上の了承は得ている」
「答えになってねぇ。ティリーさんが巻き込まれたらどうする気だよ」
俺はあいつの襟ぐりをつかんだ。
「ティリーさんはすでに巻き込まれている」

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銀河フェニックス物語<出会い編> 第四十一話(16) パスワードはお忘れなく
自宅へ戻ったティリーのもとをチャムールが訪れた
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“レイターは目を覚ますと月の御屋敷にいた。
ここは俺の部屋かよ。
気持ち悪い。吐き気がする。ひでぇ二日酔いみてぇだ。何なんだあの自白剤は。

「入るぞ」
アーサーか。一言言わねぇと気が済まねぇ。目が回る身体を制御して立ち上がる。”

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友人のベルにも話せない秘密の重さにティリーは辛くなった。
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“「レイターは連邦軍の特命諜報部に所属しているからです」
「お、おい! アーサー!!」
 わたしも驚いたけど、わたし以上にレイターがびっくりして、アーサーさんの肩を掴んだ。
「痛たたたっつ」
 指のけがのことを忘れていたらしい”


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金曜日には
食事を食べさせてたら、レイターは連邦軍の特命諜報部員ですってアーサーに聞かされて

ってここまで書いてきて、曜日がずれてることに気がついた。
10日、月曜日のカレンダーが祝日仕様で赤くて、日曜日と勘違いしちゃったよ
ま、いっか
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木曜日には
『赤い夢』を見ているレイターを見てびっくりして、夢中で「大丈夫」って声をかけて
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水曜日には
パスワードを漏らしたはずなのに、レイターがちゃんと対処したから大丈夫、
って軍医のジェームズに言われて、意味が分からなくて
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火曜日には
「ティリーさん、愛してる」
とレイターから告白された、ように聞こえて
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先週のティリーは忙しかったですね
月曜日、第四十一話「パスワードはお忘れなく」の10回で
ロベルトを撃ち落しちゃったかとびっくりしたり
レイターが少年時代にハゲタカ大尉を撃ち落した時の話を聞かされて

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銀河フェニックス物語<出会い編> 第四十一話(15) パスワードはお忘れなく
ティリーが出社すると隣の席のベルに「良かったね」と話しかけられた
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“「じゃあ、どうしてレイターがそんな軍の機密を知っているのよ?」
アーサーさんがわたしの目を見つめた。
「レイターは連邦軍の特命諜報部に所属しているからです」
「えっ?」
アーサーさんは今、あまりにもびっくりすることをさらりと口にした”

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「な、何言ってんのよ。馬鹿なこと言わないで」
つい、つっけんどんな言い方になる。
「俺、バカなんだ。はい、あ~ん」
おちゃらけてレイターは口を開けた。
レイターの近くでこうしてままごとのようなことをしていられることに幸せを感じる。
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