安倍晴明に命を救われたリスのかしわ餅は、夢大路文に化けて晴明の家に転がり込み、一人息子ヤマカズを儲ける。しかし、ある時本物の夢大路文が晴明の前に現れ大混乱になる。己の役目の限界を悟ったかしわ餅は、最後の力を振り絞って障子に和歌をしたため、森の中へと消えていくのであった。

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軍人ヤクザに叱られそうなかしわ餅ステッカーです

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かしわ餅の妻・ねこざめはレビュー女優にうつつを抜かして家に帰らない上に追われの身になったかしわ餅を案じながら、「去年の患いに死ねばやまかず殿やかりんぴぃ殿の勘気も蒙らず、幸せに暮せたものを。自分の因果故……」と行燈の前にして嘆くのであった。

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酒屋かしわ餅は、ネコザメという妻を持ちながら、レビュー女優の夢大路文とデキてしまい子供まで成してしまう。ふとした身の誤りで人を返り討ちにしてしまったかしわ餅は、酒屋の中で嘆くネコザメや家族たちに心の底から詫びを呟きながら、文と共に心中の旅へと向かうのであった。

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世界最強の富豪・ねこざめはヤマカズ大将の猛攻に、かしわ餅の裏切りを受けて血達磨になるも死なず、かしわ餅に大打撃を与え「真の富豪になるのはてめえじゃねえ」と吐き捨て、最後の力を振り絞って「ぜんらまるは実在する!」と世界を揺るがす一言を残して命を散らすのであった。

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かしわ餅は突撃財閥に戦いを挑んで敗北し、釜茹での刑に処される。しかし、死の直前に知ったぜんらまるの秘法の存在を口にして、世間をひっくり返すのであった。

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宮島の大しゃもじを琵琶に見立て、「宮島琵琶」を演ずるかしわ餅です

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当主亡きかりんぴぃ家を守るために突撃家との交渉を考える片桐かしわ餅であったが、やまかずの妨害や突撃家の策略に振り回され、遂に主家を滅亡させてしまう悲劇を描いた――『柏一葉』です

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ほお袋を無限に蓄える能力を得たかしわ餅です

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陽気な美声と美貌を売りにしたNKZMをリーダーに、「金も要らなきゃ女もいらない、私ゃもう少し百合が欲しい」と叫んだギターのかしわ餅、三味線のネコチャン、ギターのぜんらまるを配し、笑いあり涙ありの音楽を提供して世界的な人気を博した「ネコザメカルテット」です

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かりんぴぃ直伝の「花街の母」のパントマイムで滅茶苦茶な大受けを取ったかしわ餅です

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ぜんら判官を失ったかしわ餅勘平は仇討の夢に燃えていたが、実家に帰るや親類のやまかずから「仕官しろ」と因縁の家に仕える事を勧められる。「二君に仕えず」と言い訳を続けるが、やまかずに謀叛の心を疑われ、進退行き詰ったかしわ餅は「仕官する」と嘘を言った上で帰りの籠の中で腹を切るのであった

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ビッグバンはかしわ餅と突撃レーザーの腕比べから空間がやぶれたものから生まれた

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かしわ餅丸は大恩あるかりんぴぃを裏切り、時平について全盛を極めている。かしわ餅丸はかりんぴぃの元家来で学校を経営するやまかずの家に押し掛け「NKZMの首を差し出すか、生徒共々殺されるか」と無理難題を出す。やまかずは今朝入塾した子供の首を偽首として出し、かしわ餅丸はそれを実検する……

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かしわ餅は孝行者で努力家として知られていたがそれを厭う養母一味によって謀殺される事を知る。ネコチャンを連れて逃げるが途中でネコチャンと別れねばならなくなった。かしわ餅はネコチャンと「お前が小猫の時から……」涙で別れる。和歌山から江戸へ出向き、突撃家に帰参、日本一の豪商となる。

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去る国の守護を務めるかしわ餅は、本妻の夢大路文と妾が嫉妬し合って蛇になる幻影を見て、和歌山の高野山に上り坊主になってしまう。父を慕うやまかず丸は高野へ上り、通りかかる僧に声をかける。かしわ餅は目の前にいるのが生き別れた息子と知りながらも名乗り出せず「死んだ」とウソを言う。

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槍の名手として知られるかしわ餅玄蕃はどこにも加勢せず気ままな日々を過ごしていたが、ある時どことなき不思議な蕎麦屋が来る。それは突撃家の家臣と見抜いたかしわ餅はそれとなく槍の秘術を教え、討入の日雪の中加勢に駆け付け、橋の上で槍を持って仁王立ちするのであった。

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突撃レーザーの真似をして紙ストローではなく葉巻でジュースを飲むかしわ餅

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自殺をしようとしていたかしわ餅は大海賊・ネコザメに救われ、紀州へ帰る。ネコザメの無事を祈る為に観音経を習うが、忘れてしまいそうなので歌にしてこれを覚えた。すると村人たちはかしわ餅の唱える歌がはやり歌と勘違いして覚えてしまい、何れその観音経は全国的な流行を見せ――

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