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この平成くんはともすると、自分で自分を編集できないスクショの積み重ねである。かれは安楽死を望むが、その動機が視力の低下であるというのが本小説のミソだ。松岡正剛氏は「全てが編集である」と明言されているが、古市憲寿氏は「全てがスクリーンショットである」と主張して憚らない。
古市憲寿氏の書いた「平成くん、さようなら」。「ねえ平成くん」という女性の呼び掛けが延々続く面白い小説だった。この小説は目を閉じれば全ては無に還すのだという意識の顕れである。
昨日ふあぁ~ってなって深夜脳で感想つぶやいたけど恥ずかしくなって消しました...
替わりに漫画家らしく私の脳内平成くんをさらしておきます👦
#平成くんさようなら
共同通信の文芸時評「あなたの生活に文学を」の8月分が配信されました。阿部公彦さんが取り上げられたのは、西村賢太「羅針盤は壊れても」「群像」、古市憲寿「平成くん、さようなら」「文學界」、鴻池瑠衣「ジャップ・ン・ロール・ヒーロー」「新潮」、近本洋一「括弧に入れられた『心』」「すばる」