//=time() ?>
#藍色蓮の創作っ子置場
生まれた時に人を殺した
生まれながらに背負う大罪
故に忌み子、存在しない王子
嫌われ者の少年には
双子の姉しか頼れる者なし
姉を守る為
自ら命を絶った
13年の生涯はあまりにも短く
彼は果たして幸せだったのか?
——フローセィスト・セラリスティア——
#藍色蓮の創作っ子置場
【Dear my Fragment
親愛なる私の片割れへ】
君がいなくても、
私は、この地で
生きているよ
生きていくよ
——ファラウ・ティファイ——
#藍色蓮の創作っ子置場
いつかは満ちる月
欠けていても、不完全でも
欠けたままなんて有り得ない
孤独な少年は、三日月の少年は
いつか満月となれるのだろうか?
胸に抱く暗い炎は
いまだ消えることはないけれど
それでも、少しでも
前へ進もうと思ったんだ——
——(カヅキ)ミツキ・ミカグラ——
#藍色蓮の創作っ子置場
兄は消極的、弟は積極的
竜の力持つ双子の性格は正反対
互いしか見てない
他者のことなどどうでも良い
ふたりはふたりで自由に生きる
人呼んで、セラン王国の問題児
誰も彼らを制御出来ない——
——フィッツェラルド・セラリスティア&フィオレンティーノ・セラリスティア——
#藍色蓮の創作っ子置場
人間不信な寂しがり屋
本当は友達欲しいのに
みんな怖いから遠ざけた
持ってる異能 確かに怖い
それでも
——ぼくは きみと
友達になりたいんだ、なんて
遠ざけられても拒絶されても
今度こそその手を離さないから
——ウェイン(叶橋綺羅)——
#藍色蓮の創作っ子置場
血の繋がりはないけれど
見た目は王女とよく似ていた
だから彼女は影武者となった
王女を守る為ならば
命捨てることさえ厭わない
彼女は王女の半身
しかしふたりの間には
決定的にして圧倒的な身分差
幾らふたりが仲良しでも
その差だけは埋められぬ
——ユシュカ・ハイリア——
#藍色蓮の創作っ子置場
生まれる時代を間違えた
ついたあだ名は「ぼんくら王子」
よく回る頭と自由な発想
彼は孤独な発明家
恐れられ、幽閉されても
変人と呼ばれ、否定されても
唯一認めてくれる人がいたから
——きっときみは、
闇の底に差す光。
——ファブリツィオ・セラリスティア——
#藍色蓮の創作っ子置場
その心は何処までも明るく
まばゆいばかりの正義に燃えて
勇敢で真っ直ぐな妹姫は
誰からも愛される「良い子」
どんな不幸が立ちはだかろうと
全て切り抜ける強さがあった
「でも姉さまとは一緒が良かった」
時折口に出す寂しさ
——アレイシャリア・アーチャルド——
#藍色蓮の創作っ子置場
国を出たのは守る為
明るく優しい妹こそが
次の女王に相応しい
「わたくしは、この国を出て自由になりたいのですわ」
口先でそんな嘘を言って
妹の傍にいたかったはずなのに
全ての感情、笑顔に隠し
今日も彼女は優しい嘘をつくのだろう——
——イルシアーテ・アーチャルド
#藍色蓮の創作っ子置場
死んでいるのにこの世にいるのは
数多の偶然の織りなす奇跡
奇跡をくれた大親友の隣
この世から消えるも留まるも
大親友の気分次第
食べられないし寝もしない
生きてた頃とはかけ離れた環境
それでも彼は飄々と
悪戯っぽい笑みを浮かべるのだ
——デュナミス・アルカイオン——
#藍色蓮の創作っ子置場
出掛けようと、思ったのだ
あの青い海と、碧い空に出会いに
思い出すのは、遠い日の夏
まだみんながいた頃の——
ひとりぼっちでも歩いていけるよ
わたしはもう、
泣き虫じゃないから
——エルレシア・エルドキアス——
#藍色蓮の創作っ子置場
こんな孤独を抱えるくらいならば
出会わない方が良かった
神の流したひとつぶの涙
別離の痛みが癒える日は訪れない
——ティア、ティア。
僕の灯台、霧照らす道しるべ
きみは いま どこにいるの
——霧の神セインリエス——
#藍色蓮の創作っ子置場
最初の記憶は研究所
他の場所など見たことない
歌の魔法を使う少女は
いつか本で読んだ外に憧れる
処分される訳にはいかないから
必死で歌うけれど
心の奥にある憧れが
消えるわけもなく
「ティアのおうたで、げんきになぁれ!」
——ティアリー・ルーティ——
#藍色蓮の創作っ子置場
水面の下に揺れる炎
明るい笑みを浮かべる少年は
燃える心を笑みの中に隠し
自分を偽りながらも狡猾に生きる
「僕が怖い? はてさて……何のことでしょうか?」
きらめく光を纏わりつかせながら
今日も彼は仮面の笑顔を貼り付ける
——シルヴァエスト・セラリスティア——