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西荻窪「フレンチカレー スプーン
(FRENCH CURRY SPOON)」。スペシャルフレンチカレーとディナーメニューの「ウフマヨ」を。特徴は雑穀米にソースは爽やかな酸味にスパイスが効いて、さらっとしている。牛肉赤ワイン煮がどかんと乗るのが素敵過ぎる。「トロ肉」と呼ぶあたりもにくい。もちろん増しだ。
西荻窪「パティスリーレリアン」。和栗のモンブランの中に控える生クリームが土台のメレンゲと合わさって生まれる絶妙な風味が好きだ。これはムラングシャンティという生ホイップとメレンゲのみのシンプルなフランス菓子と似ている。フレジエはピスタチオ風味のバタークリームが濃厚。
西荻窪の洋食で肉と言ったら「キャロット」。二代目になり久しいが、初代からのマイナーチェンジを重ね、試行錯誤と努力を感じる。景気良く盛られたライス、音を立てて運ばれてくるステーキの匂いとビジュアル。登場シーンが最も重要な要素だ。徐々に焼けていく肉とソースをどう捌くかは人それぞれ。
西荻窪「シュウマイルンバ」の定食は初めて。ラーメンは節系のややこってり醤油。そして麻婆丼。主役となるシュウマイ。海老と肉の2種類のシュウマイが柔らかくふくよかな食感だ。箸が止まらない。なるほどいつも混んでいるのは当然だ。メニューには酒に合いそうなスパイシーで興味深いものばかり。
「西荻窪」3時でパフェ。繊細な表現に驚く。はじめにピンクペッパーのぴりっと広がる香りがいい。思わずがつがつしてしまうのを自制しつつ、そのぎ和紅茶に合わせて甘さ控えめのスイーツのフルコースみたいな優雅な気分を楽しむ。これは贅沢なおやつだなあ。
(*キャプションを直して再掲失礼しました)
西荻窪「シタル」。巨大、と言えるくらい大きなナンが特徴。こしがありバターがたっぷり塗られている。カレーはどれも北インド風でこってりとこく深い。セットのタンドリーチキンやシシケバブは鉄板でじゅーっと音を立てて供され、主役並の量。ラッシーも濃厚。何もかも手抜きなくサービス精神が凄い。
西荻窪「村田商會」のプリンとチャイ。本当はコーヒーでしたが別の日に飲んだチャイを一緒に。自由に組み合わせられるのはイラストレーションの特権。後ろにちょうどプリンの絵があったり。さくらんぼが乗るシンプルなビジュアル。プリンやチャイには甜菜(てんさい)糖が使われていて優しい甘さが特徴。
西荻窪「ポモドーロ」。北口駅前伏見通りの最深部角。ランチは1000円くらいで好きなパスタ+肉料理がつく。子供の頃、茹でたじゃがいもにオリーブオイルをかけたシンプルな付け合わせに感激したものだ。今年で42年目となる西荻最古のイタリアン未体験なら是非。ディナーもバリエーション豊富で楽しい。
西荻窪「どんぐり舎」も盛況。やっぱり「こけし屋」休止の影響かなあ。客層がやや違う気もするが。どんぐりクッキーはいつか個展にいらしたお客さんからお土産で頂き、吉祥寺にある工房が作ると聞いたことがある。パイのように空気を含んでさくさく、バター感と品のいい甘さが効いている。くせになる。
冬といえば西荻窪「欧風料理華」のエビグラタン。マカロニが入らず熱々のベシャメルソースをご飯に乗せて楽しむ。西荻窪最高峰ドリアの完成。ポテサラ入りのサラダ、マンゴーババロア。西荻ではポモドーロのドリアも美味い。それいゆにあったエビドリアも素晴らしかったが是非復活してほしい!
西荻窪「八龍」に数ヶ月ぶりに行きたいと思った年末でしたがタイミング合わずようやく。一から出直しのラーメン半チャーハン。どのお店でもノーマルのラーメンが一番美味いと思っている。最近八龍人気が凄くないか?目の前には出前用に8つくらい麺+餃子のセットが並び、店内満卓。一体何が!?
西荻窪「物豆奇」のシフォンケーキ。きめ細かいしっとりとした王道を行く感じ。生クリームもこくがあっていい。マスターとは年末以来1週間ぶりの早めの再会。壁にかけられた大量の時計とはうらはらに、年末だか新年だかなんてどうでもよくなるような空気感が漂う。年明け西荻の喫茶店はどこも盛況だ。
西荻窪「ゴロシタ」の固定ランチメニュー「そら豆のカルボナーラ」。ゴロシタは特製の生パスタ使用、フレンチの技法を取り入れた独特なイタリアンはここでしか味わえない個性的なものばかり。寡黙だが情熱的なマスターのサービス精神が具現化された豊かな世界を楽しむ。西荻窪らしい隠れ家的名店だ。
西荻窪2022年最後の一杯ならやっぱり「西荻ポルカ」のマスター市川さんがさりげなく作るカクテル(カンパリオレンジとアマレットジンジャー)でしょう。幼い頃横目に見た西荻北三丁目「BAR花男」から西荻ポルカとして再起されてはや20年近いお付き合い。何故かひと味違うのが名BARの雰囲気というもの。
発音の難しい西荻窪「ラ・プルミエ・プゥッス」のパンはホームパーティでは必需品となっていて、子供のクリスマスディナーで購入。「西荻窪は日本のパリだ」と唸らせる。現地風に硬くて腰のある生地に酸味を感じる味わいは、バターを塗れば料理を差し置いて無限にほうばりたくなる。無論料理にも合う。
年末は西荻窪「それいゆ」の「リンゴのグロギ」を飲んで終えたい。グロギとはフィンランドの飲み物で、カルダモン、シナモン、生姜、ハチミツなどが入り、体の芯から温まる。まずは何も加えずに生姜とスパイスの香りを楽しみ、はちみつをたらす。優しい甘さだ。最後にコンポートの食感を楽しむ。
初めて西荻窪「MACARON ET CHOCOLATマカロン・エ・ ショコラ」へ。なるほど鮮やかでかわいい。お世話になっているBARへの手土産に。私も一つつまむと、表面がパリッとして、ふっくらした層を噛み締めた芯にとろっとクリーミーな甘さがある。洒落た美味さだ。酒のつまみにもなる。スイーツの奥は深い。