エントリーナンバー6番「リバーシ」
村紗水蜜と犬走椛による黒白コンビ。
この2人の参戦を知った他の参加者は(なぜあの2人がコンビを…?)と思ったという。

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村紗水蜜が朝から勤しむ門弟達に挨拶した。
「やあやあ諸君☆ しっかり修行しとるかねぇ、あ~ん?」
威厳ある姉弟子であり船長でもある村紗は聖輦船の甲板を磨く一同に手を振るのだった。

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大海原に向かって〜……ヨーソロー!


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聖輦船のマストで見張りをしていたら、村紗水蜜船長が作っているカレーの匂いが高みにまで漂ってきた。
「今日はビーフカレーよ♪ ギューだよ☆ ――ちょっとぉ、涎垂らさないでよ……」

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命蓮寺の境内で二人のセーラー美少女――村紗水蜜と北白河ちゆりが絡み合っていた。
「なにバカな事言ってるのっ!! この娘が突然降って来て池で溺れたのよっ!!」
大変だ!! じ、人工呼吸を……。
「今したから!! 早く医者を呼んでこい!!」

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落水があったときは、落水者の方に舵を切る。キック作用によりプロペラを遠ざけ、巻き込みを避ける。

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村紗水蜜が聖輦船の操作方法を解説している。
「――ねえ、聞いてる?」
朝のお勤めの疲れが出て船長の言葉が右から左だった。
「駄目だゾ☆ めっ♪」
眼前で前かがみになったキャプテン・ムラサから怒られてしまった。

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みなみっちゃんへいおまち! 

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村紗水蜜船長は命蓮寺の敷地、低空に浮く聖輦船の下にいた。
「係留作業始めるよ~!! 皆、私についてきてね~☆」
キャプテンは大地に落とされた聖輦船の錨を片手で掴むと、屈強な門弟達を軽やかな足取りで誘導するのだった。

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村紗水蜜は11月初日朝から怒っていた。
「昨晩、あんたが来るのをずっと待っていたのよ」
それって――。
「『ハロウィン』って死者のお祭りでしょ!!」
船幽霊は性的な悪戯を期待していた!?
「お菓子の方よ!! 寺でアホな事言うな!!」

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雨の中、村紗水蜜と買い物に出かけた。
「こんな日でも幻想郷中の餓鬼共が寺に押し寄せるからね~。買い出しに付き合ってくれてアリガトね♡」
命蓮寺の金曜名物カレー炊き出しが救世と船長へのお近づきの一助になれば良いのだが。

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